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わが愛する『プリティーリズム』の思い出

更新の遅れが取り戻せず、過去に雑誌に書いた記事の再掲載で申し訳ございません。
以下は、2013年10月の『二次元ドリームマガジン』に書いたコラムです。

(「アイカツもプリティーシリーズも終わって、地上波の女児アニメはプリキュアだけ」という邦キチのツイートが伸びている今日このごろですが、プリティーシリーズが3年目という時期に書いた文章になります)


プリティーシリーズ 第1作!

2011年4月から、『プリティーリズム オーロラドリーム』という幼女向けアニメが始まりました。

それは、主人公たちが超次元フィギュアスケートみたいな競技をする物語。
簡単にいうと、必殺ジャンプの衝撃度が高い方が勝つ競技です。

たとえば、イケメンが繰り出す必殺ジャンプは、「無限ハグ!」と叫びながら分身しつつ迫ってくるという、全国の幼女が濡れ濡れの技でした。

オーロラドリーム 第10話(コメントは2chの実況)

この無限ハグについて、菱田正和監督はツイッターで「笑いを取るつもりはさらさらなかった」と発言。
純粋にカッコイイつもりだったらしくて、そういうところが良かったのかも知れません。

ただし、このイケメン、主人公のひとり・あいらちゃんに対して、

  1. 「明日の日曜、ふたりで会えないか?」と誘ってくる

  2. 当日、あいらちゃんのファッションセンスの良さに嫉妬して怒り出す

  3. 「もう帰っていいよ。デートだとでも思った?」と追い返す

……という、訳の分からん自己中ムーブを展開するなど、女児アニメのイケメンとは思えないほど器の小さい男でした。

オーロラドリーム 第10話

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