1984年は「まだまだスポ根全盛」だったのか
『黒騎士バット』
「CGを使った漫画」の先駆けとして有名なのが、寺沢武一先生の『黒騎士バット』です。
『週刊少年ジャンプ』の1985年31号から連載。
この第1話の冒頭のカラーページが、CGでした。
と、早すぎるくらい早かった試みで、インパクトはありました。(連載は10週で終了)
この号では、「コンピュータ・グラフィックはこうして描いた」と、寺沢武一先生の作業工程を紹介する記事も掲載。
スキャナで取り込んで、ブラシ機能で着色……といった説明に続いて、「では次に、ボクが井戸の中に、はいりますね」と言い出す寺沢武一先生。
「アハハ… キミだってはいれるョ」と、井戸の中で笑顔の寺沢武一先生!
素晴らしすぎます。
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