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『ドカベン プロ野球編』~『スーパースターズ編』あたりの思い出

12/22~12/30まで毎日更新中。
12/23の分は、『ペントハウス』に2004年4月に描いた漫画の再掲載で失礼いたします。

前置き

『ドカベン』は、『週刊少年チャンピオン』の1972年18号から始まった漫画です。

こちらは1975年41号なのですが、このとき『ドカベン』と一緒に連載していたのが『ブラックジャック』『がきデカ』『魔太郎がくる!!』『エコエコアザラク』『750ライダー』といった感じでした。

週刊少年漫画誌ではじめて200万部を突破したのは『チャンピオン』で、この辺りが『チャンピオン』の黄金期と言われています。『ドカベン』もスゴい人気でした。

『ドカベン』は1981年に終わるのですが、続編が描かれており……。

  • 1983年~1987年に『大甲子園』

  • 1995年~2003年に『ドカベン プロ野球編』

  • 2004年~2012年に『ドカベン スーパースターズ編』

  • 2012年~2018年に『ドカベン ドリームトーナメント編』

この『ドリームトーナメント編』で『ドカベン』は完結。
作者の水島新司先生も、2020年に漫画家引退を発表しました。

すべて『週刊少年チャンピオン』に連載し、合計すると単行本は205巻。
休止期間がありますが、『こち亀』並みの長期連載となります。

水島新司作品では、『あぶさん』も100巻超え。
さらに、『おはようKジロー』(29巻)、『男どアホウ甲子園』(26巻)、『光の小次郎』(19巻)、『球道くん』(19巻)、『野球狂の詩』(17巻)……といった作品が大量にあり、とんでもないページ数を描いてます。

しかし、水島新司先生は電子書籍がお嫌いのようで、単行本は電子化されておらず、『週刊少年チャンピオン』の電子版にも『ドカベン』だけ載っていませんでした。

 

今回の記事について

今回再掲載する記事は、2004年4月のものです。

当時の『週刊少年チャンピオン』では、2004年 4・5合併号の表紙が「さらば、ドカベン」でした。

しかし、これは東スポ方式。
よく見ると、「さらば、愛着のユニホーム!!」という文面になっており、実はドカベンの登場人物たち(山田や岩鬼)の所属球団が変わるだけなのでした。

この次の号(2004年6号)の表紙は、「新連載 ドカベン」となります。

ドラえもんだってこんなに早く帰ってこないと思います。

とにかく、2004年当時は、『プロ野球編』が完結して『スーパースターズ編』が始まったという時期でした。
『プロ野球編』だけで全52巻も続いていたので、当時の『チャンピオン』読者としては、それなりに思うところがあって……。

私も『ドカベン』の話をするぞーというのが、今回再掲載する記事になります。

 

『ドカベン プロ野球編』

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