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発明クラブとバナナスタンドの思い出
この記事は「4月分」の更新ですが、5月13日に「追記」の形で更新いたしました。
前置き
2002年~2004年ごろ、エンターブレインの『テックウィン』という雑誌にコラムを連載していました。
当時の私も一生懸命やっていたとは思うのですが、いま読み返してみると、自分でもなんでこんな文章を書いたのかよく分からないというコラムがいくつかあって、今回もそのひとつです。
そんな文章をこうして再掲載するのもどうかと思ったのですが、いま読み返した感想や当時の記憶などを付け加えて、こんな形の更新にさせていただきました。まことに恐れ入ります。
以下は、2003年4月に『テックウィン』に書いたコラムです。
テレビショッピング
「でもこれ、お高いんでしょう?」「おまかせください!」
そんな定番のやり取りを聞くだけで安心する、『水戸黄門』のような番組がテレビショッピングです。
ぼんやりとチャンネルを合わせると、ロールス・ロイスのボンネットでハンバーグを焼いていたり、包丁で鉄パイプを切断していたり……。
はっちゃけたデモンストレーションが、購買意欲をそそりません。
海外のテレビショッピングだと、
「ベッドが堅すぎて安眠できず、苦しんでいたスティーヴ。
そこで妻に相談すると、エアロ・マットレス・トッパーを買ってきてくれた。
それは、普段使っているマットレスに重ねるだけで、空気圧で堅さを調整できるようになるというスグレモノ。
お値段もたったの19,800円!
新しいベッドを買う金も節約できたし、今晩からは快眠だ!」
みたいな、ごきげんなストーリーが付いたりします。
……もしも私がスティーヴだったら、妻がそんなものを買ってきた時点でブン殴っていますけど。
アイデア商品
そんな感じに、深夜通販などで売られているアイデア商品の数々。
そういえば、ちゆも小学校で「発明クラブ」とかいう課外活動の経験があるのですが、その活動が、謎の商品アイデアみたいなのを考える感じでした。
友達が考えたアイデアをいくつか紹介してみると……。
ワンタッチクソステール(犬の糞を簡単に捨てられるハサミ状の道具)
光るつえ(懐中電灯をくくりつけただけの角材)
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