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『魔法先生ネギま!』の思い出

更新ペースが非常に遅れており、大変申し訳ございません。
本日の更新は、過去に雑誌に書いた記事の再掲載とさせていただきます。

赤松健先生は、『ラブひな』『ネギま!』『陸上防衛隊まおちゃん』などで知られる漫画家です。

赤松先生(週刊少年マガジン 2005年7号)

「『ネギま!』始まったとき、31人制服着てもらって、真ん中に私がいるっていうのが夢だったんですよ」とのことで……。
17年前には、自分の作品のキャラのコスプレをした女性声優さんに囲まれて「マンガ家になってよかった♥」とご満悦だった赤松先生(36歳)。

それが今では、国会議員の赤松先生(54歳)です。

てことで、赤松健先生の話題を載せるには良いタイミングかも知れないと思ったので、そうしてみます。
選挙前に掲載するには微妙な内容なので、選挙後にしました)

 

以下は、2012年4月の『二次元ドリームマガジン』に書いた文章です。
当時、週刊少年マガジンの『魔法先生ネギま!』の連載が最終回を迎えたばかりで、それに私がキレてるだけの記事です。
(『ネギま!』のファンの方には、不快な内容が含まれるかも知れません)

『ネギま!』テレビアニメ版

週刊少年マガジンで『魔法先生ネギま!』の連載が始まったのは、2003年のことでした。

  • 前作『ラブひな』で萌え漫画界のトップランナーになった赤松健先生による待望の新作

  • 当時人気だった『シスプリ』の「12人の妹」を越える、ネギ先生と「31人のヒロインたち」という設定

  • その31人全員の裏設定は連載前に完成しており、長期連載にも関わらず、「後から見返すと、1巻目の最初の登場コマから、各キャラの行動に一貫性がある」といった意欲的なコンセプト

これが開始直後から大ヒットとなり、2005年にテレビアニメ化しました。

 

いわゆる作画崩壊

しかし、超期待されていたアニメだったのに、もろもろの大人の事情などがあって、作画が残念なことになりました。

第10話が特にヤバめ

それから、監督が降ろされたり、プロデューサーが降板したり、一部ヒロインの髪の色がある回から突然違う色に変わったり……。
色々あって、いちおう、第14話ぐらいから作画がマシになりました。

 

いわゆる超展開

アニメ終盤のストーリーは、原作とは違った完全オリジナルになります。

まず、第23話の冒頭で、ヒロインの明日菜ちゃんは、朝起きると、突然自分が今日死ぬ予定だということを思い出します。
そのまま、明日菜は23話のラストで死亡。24話の冒頭で火葬されました。

それから、残された30人は、学園祭の準備に取りかかります。

ネギ先生をめぐる恋愛模様もドロドロしてきて……。
24話の最後では、のどかのネギ先生に対する恋心は偽物だと罵倒した夕映が、のどかの見ている前でネギ先生にキスをする修羅場に。

25話では、鬱展開の連続にネギ先生の精神が壊れかけるのですが、そこでタイムマシンが登場。

26話では、のどかと夕映がなんとなく仲直りしたり、ネギ先生が30人のヒロインと次々にキスしたり、明日菜が助かるように歴史が変わったりして、良い感じにハッピーエンドでした。

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