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エロゲメーカー「ミンク」について。『GOKKO』『ツーショットDiary』『ねこぱら』の記憶

もう4月10日なのに、これが今月2回目の更新で本当に申し訳ありません。
明日の夜までに3回目の更新予定です。
(こんな感じで、10日・20日にドタバタすることで、月末に更新が集中するのを緩和できればと考えております)

さよならミンク

「ミンク」は、1993年に設立。
1999年の『夜勤病棟』などで有名な、エロゲのメーカーです。

しかし、2018年に
「ミンクはもう時代ではないとの判断に至りました」
ミンクは終演とさせていただきます
と発表。

その後、「過去作の詰め合わせパック」「過去作から厳選したエロシーン集」の販売などがありましたが、2022年3月31日をもって「全ての事業を完全に終了」。

権利はDMM GAMES のとこに移ったみたいです。

と、終演は2018年だったので、急な話でもないのですけど、今日は、ミンクの思い出を書かせていただきたく存じます。

※ミンク作品については、過去の記事で触れたことがあって、今回、それと同じ話をしている部分がございます。

 

『GOKKO』

ミンクの処女作は『WONPARAウォーズ』というゲームでした。

『パソコンパラダイス』1993年5月号

対応機種はPC-98で、5インチフロッピー版も出る時代です。
ただ、私はこれをやったことがなくて、ごめんなさい。

ミンクの2作目は『GOKKO Vol.1 DOCTOR』というゲームで、それも割と好評だったと思います。

『PC Angel』1993年11月号

ただ、私はこれもやったことがなくて、ごめんなさい。
(お医者さんごっこにそこまで興味なくて……)

その次に発売された『GOKKO Vol.2 School Gal's』は、ちょっと好きです。

『パソコンパラダイス』 1993年12月号

これは、主人公が、双子の妹と入れ替わって女子校に行く話。

少女漫画で逆パターン(主人公が男装して男子校に潜入)も見かける、伝統あるシチュです。

『僕になった私』1巻(この作者は現在、少女漫画誌でオメガバースものを連載中)

って、これも私はリアルタイムではなくて、だいぶ後になって「妹」が流行ってから、「妹が可愛いゲーム」と聞いて中古で遊んだのですけど。

妹と入れ替わる話なので、妹は最初と最後しか登場しないし、18禁のシーンもないのですが、確かに可愛かったです。

『パソコンパラダイス』 1993年12月号

「妹ブーム研究」でも触れたのですが、「魅力的なのにエロシーンがない妹キャラへの嘆き」は、こんな時期からある……という史料になります。

「エッチできない妹史」を語る上では、それなりに重要なエロゲですね。

※のちに出た小説版では、妹の扱いが大きくなっていました。

なお、『パソパラ』のライターさんの評価はこんな感じ。

『パソコンパラダイス』 1993年12月号

……まあ普通ですね。

 

『ツーショットDiary』

『GOKKO』シリーズの次に発売したのが、『ツーショットDiary』というゲームでした。

ストーリーの最中に、選択式の穴埋め問題が出てきて……。

正解しないと、エッチなシーンが途中で終わってしまうというシステムでした。

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