エロゲメーカー「ミンク」について。『GOKKO』『ツーショットDiary』『ねこぱら』の記憶
さよならミンク
「ミンク」は、1993年に設立。
1999年の『夜勤病棟』などで有名な、エロゲのメーカーです。
しかし、2018年に
「ミンクはもう時代ではないとの判断に至りました」
「ミンクは終演とさせていただきます」
と発表。
その後、「過去作の詰め合わせパック」「過去作から厳選したエロシーン集」の販売などがありましたが、2022年3月31日をもって「全ての事業を完全に終了」。
権利はDMM GAMES のとこに移ったみたいです。
と、終演は2018年だったので、急な話でもないのですけど、今日は、ミンクの思い出を書かせていただきたく存じます。
『GOKKO』
ミンクの処女作は『WONPARAウォーズ』というゲームでした。
対応機種はPC-98で、5インチフロッピー版も出る時代です。
ただ、私はこれをやったことがなくて、ごめんなさい。
ミンクの2作目は『GOKKO Vol.1 DOCTOR』というゲームで、それも割と好評だったと思います。
ただ、私はこれもやったことがなくて、ごめんなさい。
(お医者さんごっこにそこまで興味なくて……)
その次に発売された『GOKKO Vol.2 School Gal's』は、ちょっと好きです。
これは、主人公が、双子の妹と入れ替わって女子校に行く話。
少女漫画で逆パターン(主人公が男装して男子校に潜入)も見かける、伝統あるシチュです。
って、これも私はリアルタイムではなくて、だいぶ後になって「妹」が流行ってから、「妹が可愛いゲーム」と聞いて中古で遊んだのですけど。
妹と入れ替わる話なので、妹は最初と最後しか登場しないし、18禁のシーンもないのですが、確かに可愛かったです。
「妹ブーム研究」でも触れたのですが、「魅力的なのにエロシーンがない妹キャラへの嘆き」は、こんな時期からある……という史料になります。
「エッチできない妹史」を語る上では、それなりに重要なエロゲですね。
なお、『パソパラ』のライターさんの評価はこんな感じ。
……まあ普通ですね。
『ツーショットDiary』
『GOKKO』シリーズの次に発売したのが、『ツーショットDiary』というゲームでした。
ストーリーの最中に、選択式の穴埋め問題が出てきて……。
正解しないと、エッチなシーンが途中で終わってしまうというシステムでした。
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