『マトリックス』が完結したころに書いたコラム

大変申し訳ございません。
今月、更新ペースを保てなかったため、過去に雑誌に書いた記事の再掲載をさせていただきます。

2003年11月5日に『マトリックス レボリューションズ』が公開されたことを受けての記事です。
しかし、あまり『マトリックス』の話はしておりません。
情報量があるわけでもなくて、読んでいただくと、ひとつふたつ不満を感じる部分があるかも知れません。

自分では、書いた当時はわりと悪くないと思っておりました。

という感じで、以下は、2003年12月の『ネットランナー』に書いた文章の再掲載となります。

エイガガタリ

映画の好みを人に話す時、映画について語るというより、「映画を見ている自分」について語っていることがあります。

たとえば、「『死霊の盆踊り』が好きだ」と言う人は、別に『死霊の盆踊り』の良さを世間に広めたいのではなく、「オレってば、変態で変わってて、ワケわかんない映画が好きなマニア野郎なのよ」とアピールしているわけです。