最近の「黒ひげ危機一発」
黒ひげ危機一発
「黒ひげ危機一発」は、1975年に発売されたオモチャです。
設定としては、捕まっている黒ひげを助け出すゲームで、「飛び出したら勝ち」というルールでした。
しかし、いきなり人形が飛び出すとドッキリしますし、「飛び出したら負け」と誤解する人が多かった様子。
1995年には、民意に合わせる形でルールが変更されて、正式に「飛び出したら負け」になったそうです。
黒ヒゲクライシス
『週刊少年ジャンプ』では、1988年41号に『黒ヒゲクライシス』という読切が掲載されました。
この漫画では、市販の「黒ヒゲ間一髪」を改造したという、当たりで爆発する黒ヒゲが登場します。
それがオモチャ売り場に紛れ込んでしまって、何も知らない姉妹が購入。
この姉妹、なぜか黒ヒゲを遊びながら歩き回るので、主人公が必死にそれを追いかける……という話でした。
1988年の漫画ですが、ここでも当然のように「飛び出したら負け」という認識です。
この姉妹も、飛び出したら黒ヒゲは死ぬし、人形が勢いよく飛び出すのが敗者への罰ゲームみたいに思っていました。
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