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アルバトロスの思い出

2月分の更新(妹ブームの話)を引っ張ったことで、3月に大きく影響してしまって、本当に申し訳ありません。
とりあえず、3月の22日~31日は「ほぼ毎日更新」として、4月からは上旬・中旬の更新を増やしたいです。(軽めの記事が多くなるかもですけど……。というか、もう少し軽く更新したいです)

ひとまず、今日は再掲載で申し訳ないです。(加筆で文字数3倍くらいにはなっているのですけど)
以下は、2003年3月の『ネットランナー』に書いた文章となります。


邦題のこと

売れそうにない洋画を日本に輸入するとき、「騙してでもレンタルさせてやる」とばかりに、内容を超越した邦題が付けられることもあります。
たとえば、『ナイトメア・ウィークエンド』という映画は、『どろどろアンドロイド娘』というタイトルにされました。

1993年に『ジュラシック・パーク』が成功したあとは、「恐竜が出る映画の邦題には『ジュラシック』を付けるという風潮を感じます。

たとえば、『Raptor』という映画は、『ジュラシック・シティ』という邦題になりました。
(ちなみに、映画のなかにシティはほとんど出ません

また、『Up from the Depths』という映画も、『ジュラシック・ジョーズ』という邦題になっております。

※『Up from the Depths』は1979年の映画。日本版のパッケージでは「『ジョーズの恐怖。『ジュラシック・パークの衝撃」などとアオっており、この邦題が付いたのは『ジュラシック・パーク』以降だと思うのですけど、確証がなくてごめんなさい。
(なお、この映画には『ジョーズの恐怖も『ジュラシック・パークの衝撃もありません


『ジェラティノス』

そういうジュラシック邦題の一味なのかどうか、いまいちよく分からないのが『ジェラティノス』です。

原題は『プロジェクト・ヴァイパー』で、「ヴァイパー」と呼ばれる触手の化物が暴れる、ありがちなB級モンスター映画。
しかし、日本版では怪物の名前が「ジェラティノス」に変更されました。

画面のなかの白人さんは確かに「ヴァイパー」と言っているのに、字幕は「ジェラティノス」です。

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メガネ「VIPER is growing」

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