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ともに80~90年代を歩んだガイナックスと脱衣麻雀が交わる『脱衣補完計画』

以下の記事は、「2月分の更新」を3月11日に「追記」の形で更新いたしました。大変遅くなってしまって、本当に申し訳ございません。

今期アニメの脱衣麻雀

今期のアニメでは、

  • 3月6日の0時35分からBSテレ東で放送の『異世界のんびり農家』9話

  • 3月6日の23時0分からBS11などで放送の『吸血鬼すぐ死ぬ』9話

この2つで「脱衣麻雀」がありました。

(※『のんびり農家』9話は3月3日のAT-Xなどで放送済みでしたけど)

『異世界のんびり農家』の脱衣麻雀は、女の子が2人参加したのに、主人公の男だけ全裸になって終わり。

(コメントは5chの実況)

女の子の脱衣シーンはなく、この展開でサービスゼロとは思いませんでした。

とは言え、女の子に囲まれて「ぬーげ! ぬーげ!」とはやし立てられながらチンコを晒すシチュにも、一定の需要はありそうです。

もしも同じことをやりたいと思ったら、けっこうな金額が必要な気がします。

一方、『吸血鬼すぐ死ぬ』では、道行く女性に催眠術をかけて強制的に脱衣麻雀をやらせる吸血鬼が登場。

実際に脱衣麻雀をすることなく倒されてしまうのですが、やろうとしていることはエロかったです。

このアニメのせいなのか、3月7日の朝ごろに「脱衣麻雀」がSNSのトレンドになっていました。

そういうわけで、今日は脱衣麻雀の話をします。(自然な導入)

以下、ガイナックスが出した公式の『エヴァ』の脱衣麻雀ゲーム『脱衣補完計画』について書きました。
(「脱衣麻雀ゲーム」や「ガイナックス」の話題を掘り下げると文字数が壊れるので、輪郭だけみたいな感じで)

 

脱衣麻雀ゲームの80~90年代

ゲーセン

「脱衣麻雀ゲーム」の発祥はアーケードでした。

1983年の『雀豪ナイト』から始まって、1987年の『スーパーリアル麻雀PII』が脱衣アニメーションのクオリティで大ヒット。
80~90年代には数多くの脱衣麻雀がリリースされて、ゲーセンの大人気ジャンルでした。

その頃の脱衣麻雀には、訴えられたら負けそうなやつも多かったです。

日本物産のゲーム『麻雀トリプルウォーズ』(1990年1月くらい)
集英社の漫画『BASTARD!!』(ジャンプ1989年17号が初出のシーン)

この開き直り方で、ラムちゃんやセーラーマーズみたいなキャラがゲーセンで脱がされていました。

1986年に『幽幻道士』が流行ったときには、『麻雀大霊界』というテンテンみたいなキャラが脱ぐ脱衣麻雀も出ております。

 

パソコン

パソコンのエロゲでも、多くの脱衣麻雀モノが出ました。
アーケードからの移植作品に、『いただきじゃんがりあん』『プリンセスブレイブ!』といったオリジナル作品……。

それから、『エルフオールスターズ脱衣雀』『夜勤雀棟』など、ヒットした作品の人気キャラと脱衣麻雀ができるスピンオフ的なやつが、安定した副収入になる印象でした。

2000年3月1日~31日のランキング(『コンプティーク』2000年6月号)

 

家庭用ゲーム

家庭用でも、PCエンジン・セガサターンなどで、脱衣麻雀ゲームが出ていました。

『PCエンジン大百科』(※麻雀ウォーズは脱衣要素ないやつ)

PCエンジンの『麻雀学園 東間宗四郎登場』は、乳首が出るのが問題になって、初回生産だけで終了。
(かわりに、『麻雀学園マイルド』という乳首の出ないやつが発売されました)

セガサターンでは、『麻雀海岸物語 ~麻雀狂時代 セクシーアイドル編~』というゲームが、サタマガの「読者レース」にて、5連続最下位(1996年2月9日号~4月12日号)と7連続最下位(8月9日号~11月8日号)を記録。

サターン最低のソフトと言われた時期があったのですが、『デスクリムゾン』にその座を奪われました。

『セターンのゲームは世界いちぃぃぃ!』

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