『ジャンプ』のプレゼントの歴史(80年代~90年代前半メイン)
前置き
SNSで、こういうポストを見かけました。
一見して、子供が適当にシールを貼っちゃったやつ(買取価格DOWN)みたいですが、正規のプレゼント品と思われます。
現物の写真を見ると、誌面で見る以上に「シール貼っただけ感」がありますね。
……と、80年代後半~90年代前半ごろのジャンプには、こういうAV機器にシール貼った系のプレゼントがよくあったのが懐かしいです。
※80年代後半~90年代前半
数字的には「黄金期」と言われる頃。
男子の7割がジャンプ読んでるみたいな状態でした。
読者プレゼントも「黄金期」らしいテンションで、
455万通の応募ハガキを積み上げて「ピラミッド!」とか言っております。
※そのときの募集ページはこんな感じ。
余談:『ジャンプ』の抽選は公平ではない
455万枚のハガキから「厳正な抽選」を行ったとありますが、
それは、すべてのハガキが平等に同じ確率で当たることを意味しません。
上記の120名の当選者のうち、東京が7名、鳥取が2名。
この120名で、綺麗に全47都道府県からの当選があります。
このプレゼントに限らず毎回そんな感じなので、届いた全ハガキを等確率で抽選しているとは考えがたいです。
スラムダンクのスーファミに至る歴史を振り返る
1970年代ごろ
プレゼントを餌にアンケートハガキを集めるのは、創刊号から実施していました。
初期は、ファッション系のプレゼントもあったりします。
ジャンプガイセット(スエードチョッキ・ペンダント・スラックス)に身を包んだ少年がカッコイイです。
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