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抱き枕購入日記

10月31日までにあと6回更新が目標です。
この記事は、2012年6月の『二次元ドリームマガジン』に書いた文章の再掲載です。

前置き

今日は、2008年~2012年に私が抱き枕を購入したときの実体験を、日記形式で書いてみたいと思います。

以下の文章には、一部の抱き枕の頒布のされ方について、ネガティブな記述になってしまっているところがあります。
しかし、サークルさんにはさまざまな事情や考え方があり、頒布方法などは当然自由であるべきです。
恨みがましくなっているのは、私が買えなかったからスネているだけの話とご理解いただければ幸いです。

※抱き枕の話は、以下の記事にも書きました。

 

2008年12月28日

今日は、待ちに待った冬コミの初日です。

朝の4時ごろに家を出て、始発電車で6時ごろ会場に到着。
今日の待機列は、女性が多いです。

※コミケは数日に渡って開催され、「今日はBLが多い日」「今日はエロ漫画が多い日」みたいなのがあります。

ちゆの後ろに並んでいた女性2人組は、
「私はティエリアとロックオンが大好きで……」
「ロックオンにはそんな惹かれないんですよ、ボク」
などと、なごやかに語らっておられました。

ロックオンさん(ガンダム00)

ロックオンに惹かれない人は、『コードギアス』については「ロロたんそんなに興味ないのに、ショタ好きの血が騒いで……」と仰っていました。

あと、ちゆの前に並んでいた女性2人は初対面っぽいのですが、
「大阪から、はじめてコミケのために東京に来まして~」
「じゃあ、(池袋の)乙女ロードとかも行かれたんですか?」
「いえ…」
それはもったいない
などと話しておられました。

私はぼっちでした。

そうして待って、4時間後にコミケが始まります。

お目当ては、『絶望』の原画で有名な平木直利(ひらきなおり)先生による、カードキャプターさくらの抱き枕です。
真っ先に向かいましたが、残念ながら、サークル列に並んでいる途中で売り切れてしまって、買えませんでした。

 

このときのコミケでは、愛知県の18歳の大学生が「盗んだ車で東京のコミケに行きたい」という動機で包丁強盗をして捕まりました。(産経ニュース

 

2009年4月29日

今日は、秋葉原で「アキハバラ抱き枕フェスティバル2009 Spr.」がありました。
「2009」と銘打っていますが、今回が1回目のイベントです。

ラジオ会館の横のアーケードで、色々な企業が出店します。

(アキバBlogの記事に当日の写真がありました)

コミケ前日の秋葉原の物販イベントなら、始発で来たひとだけで200人以上の列ができることもあります。
しかし、今回の「抱き枕フェスティバル」では、10時ごろになっても周辺をそれっぽいひとが4~5人ウロウロしているだけ。
列も形成されませんでした。

特に目玉になる新作や限定品を出す企業がなく、旧作の在庫が少し安値で処分される程度だったので、普通に人が集まらなかったようです。

そんな感じで、『鉄のラインバレル』の抱き枕が売られていて、

この絵柄の抱き枕

本来は9975円のところ、4000円だったのを購入。

3か月後、同じものがアマゾンで新品1773円で投げ売りされているのを見かけました。

そして「アキハバラ抱き枕フェスティバル」は、二度と開催されませんでした。

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