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「14歳でデビュー」「妹がSKE48」の少女漫画家・ときわ藍先生
ちゃおコミ
小学館の少女漫画誌『ちゃお』が、無料漫画サイトみたいなのを始めました。
まだ始まったばかりで作品数は少なめですが、URLはこちらです。
スタートダッシュでは、『笑顔の世界』というホラー漫画が話題になりました。
確かに、大人の男性が『ちゃお』の漫画を読むなら、ホラー系が比較的読みやすいかもです。
『ちゃお』は低年齢層向けで、「大人の男性が読んでも面白い」と言われるような漫画は少ないかも知れません。
(やぶうち優先生とかは男性ファンも多いハズですが)
ときわ藍先生のこと
さて、「ちゃおコミ」のトップページはこんな感じです。
この「ちゃおコミ」の看板となるイラストを描いたのが、ときわ藍(らん)先生という方。
8月10日にオープンするネット漫画『ちゃおコミ』アイコンのイラストを描かせていただきました。ネットで沢山ちゃおマンガが読める『ちゃおコミ』ぜひチェックして下さい!
— ときわ藍 (@Tokiwaran1280) August 3, 2021
漫画も掲載されます!またお知らせします。 pic.twitter.com/diluggXKQl
ときわ藍先生は現在、『ちゃお』本誌でアオハルK-POPアイドルまんが『カラフル!』を連載中。
「ちゃおコミ」でもエッセイ漫画を連載することになっています。
2019年の過去作も「ちゃおコミ」に再掲載されており、いま推されている新人という感じです。
サイトのトップ絵が「ベテラン作家」や「いま売れてる作家」ではなく、あまり実績のないときわ藍先生に任されたのは少し驚きました。
ときわ藍先生の略歴
ただ、ときわ藍先生って、「描いた漫画」以外の部分で目立っている印象があります。
たとえば、2020年3月には、こんな本が発売されました。
10代の少女漫画家のフォトエッセイ。
漫画家の本なのに、描いた絵より漫画家本人の写真がセンターという、わりと珍しい雰囲気でした。
ここに至るまでの経歴を、簡単に紹介すると……。
・2001年1月28日:ときわ藍先生、生誕。(「ちゆ12歳」が開設したころに生まれた世代)
・2015年(14歳):「小学館新人コミック大賞」にて、最年少で大賞を受賞。これをもって「14歳でまんが家デビュー」とされます。
(なお、受賞作が雑誌掲載された時点では15歳)
・2016年~2018年(15歳~17歳):『ちゃおデラックス』『ちゃおデラックスホラー』に読切が何度も載ります。
・2019年(18歳):『ちゃお』本誌にて、『夜からはじまる私たち』を初連載。(全3回。初の単行本化)
・2019年~2020年(18歳~19歳):『ちゃお』本誌にて、『のび太の新恐竜』のコミカライズを連載。(全4回。単行本化)
・2020年(19歳):エッセイ本『夢のポッケ』を発売。
・2021年(20歳):『ちゃお』本誌にて、『カラフル!』の連載開始。
基本的には単行本全1巻の連載を2回しただけで、まだ「人気作家」とは言い難いです。
本来、単独のエッセイ本が出版されるような漫画の実績はありません。
しかし、若さとビジュアルの良さから、ある意味で読モ的というか、読者に近い立場の漫画家という売り出し方をされています。
何が凄いって、この方、妹がSKE48のメンバーなのですよね。
妹(浅井裕華さん)は、2003年生まれで現在17歳。小6でオーディションに受かって、いまもSKE48の正規メンバーです。
2015年に中2の姉が漫画家デビューして、小6の妹がアイドルデビューというつよつよ姉妹です。
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