『ふたりエッチ』の克・亜樹先生の『ドッ奇ン!ウラウラ娘』
ふたりエッチ25周年
克・亜樹先生の漫画『ふたりエッチ』が25周年を迎えました。
『ヤングアニマル』の1997年1号でスタートして、現在も連載中。
毎回セックスシーンがある漫画ですが、成人向けではないので、中学生がエッチな漫画として買ったりしていたようです。
(というか、それ以外にだれがどういう需要で買う漫画なのか、私にはよく分かりません)
表紙のこと
この黄色い表紙が印象に残っている方も多いと思います。
2000年ごろは、黄色いふたりエッチと黒いクリムゾンコミックスが、なんかエロを感じさせる成功した装丁という感覚でしたね。
しかし、何十年も同じデザインを続けるのはアレなのか、『ふたりエッチ』も、2009年発売の41巻で黄色を捨てます。
と、しばらくは白背景だったのですが、49巻からは白一色でもなくなって……。
こんな感じで、最新刊が85巻となっております。
ゆらさんじゅう2歳
なお、25年(85巻)の連載で、作中では7年くらいしか経っておりません。
なので、
作中で「あれから6年かぁ」と言っているのが、読者視点では20年前の話だったりして、まあまあ混乱します。
と、最初は25歳の処女童貞だった主人公たちも、7年(25年)でステップアップ。
たとえば、7巻では絶頂できないことに悩んでいたのですが……。
35巻で初イキに成功します。
それから、妊活期間が長いのですが、優良さんも60巻で三十路を迎えて、
73巻で妊娠して、75巻で出産。
83巻ではマジックミラー号に入りました。
25周年企画
公式でも、25周年で色々な企画を行っていて……。
靴下ブランド「ソックスソックス」と『ふたりエッチ』のコラボも開催中。
これは基本的にAV女優さんのファン向けのイベントでしょうか?
それにしても黄色です。
それから、メロンブックスでも、単行本1~84巻セット(4万8209円)を購入すると、特典アクリルパネルとポスターが付いてくるそうで……。
いまから84冊大人買い条件は、選ばれしふたりエッチャー向けの試練という感じです。
あと、ふたりエッチクイズで抽選25名に「優良さんのラブジュース」をプレゼントという企画があるのですが……。
問題を見たら、思ったより即答できないヤツが多かったです。
まあ、数える系はちょっと面倒ですけど、基本的には、ちゃんと読んでいて手元に全巻あれば、記憶+確認で大体イケそうな感じだと思います。
克・亜樹先生について
『ふたりエッチ』の作者は克・亜樹先生。
1961年生まれで、現在は60歳です。
(個人的なお気に入り)
私も、SNSとかで克・亜樹先生の話をするときには「『ふたりエッチ』の克・亜樹先生」という書き方をするのですが……。
個人的には、『ふたりエッチ』以前の作品の方が思い入れが強かったりします。
『星くずパラダイス』『はっぴぃ直前』『SHOW』『ぼくの銀色ハウス』『エンジェル・ハード』『流星ガッチャ』『美少女創世伝説 PRINCESS』などが特に好きでした。
克・亜樹先生の短編
そういった連載作品以外に、克・亜樹先生は短編集が多めに出ています。
原作付きの『PRESIDENT&LADY DAY』『ファイアーエムブレム』を除くと、2005年までの読切はだいたい単行本に収録済みとなります。
しかし、その例外的に、単行本未収録の初期作が3つあって……。
まず、サンデーの受賞後第1作『ふらいんぐBG』。
次に、『SOS!学園ファイター』。
そして、『ドッ奇ン!ウラウラ娘』シリーズ。
『SOS!学園ファイター』と『ドッ奇ン!ウラウラ娘』は、『メルティ♥レモン』という雑誌に掲載されたものでした。
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