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「涼子さんの萌え萌えハァハァ抱き枕カバー」問題

以下の記事は、2008年8月の『ネットランナー』に書いた文章の再掲載となります。
(2月は体調不良のため、過去の雑誌記事の掲載が多くなってしまいました。本当に申し訳ございません)

3月2日の朝に追記。当時のスクショ、Webアーカイブへのリンク、当時の2chの反応などを補足しました。

理恵ちゃん抱き枕

2003年から3年ほど、コミケやドリパのたびに『LOVERS』の理恵ちゃんの抱き枕が販売されたのですが、それが大変デキの悪いシロモノでした。

人間の顔の大きさが、普通は500mlのペットボトルと同じくらいだとすると、抱き枕の理恵ちゃんの顔面は1.5Lサイズ。
それを抱きしめると、目の前に巨顔がデデンと迫ります。

普通の等身大サイズとの比較(真ん中が理恵ちゃん)

全身の大きさは、体内に成人男性を取り込めそうなサイズ。
荒木飛呂彦先生の漫画に出てくる巨大な女性のような威圧感があります。

加えて、生地はゴワゴワで、肌触りは小学校の体育マットに似ています。明らかに寝具に使う素材ではありません。
厚くて丈夫なのは利点ですが、別に抱き枕の上で前転とかしませんので、できれば肌触りを重視して欲しかったです。

さらに、絵柄は「理恵ちゃんが男と絡んでいるところ」で、抱き枕に男の股間まで描かれており……。
理恵ちゃんを抱きしめると、自動的にチン毛に密着してしまう仕様でした。

※いちおう、理恵ちゃんの陰毛は無修正で、男の陰毛はモザイク付きという配慮(?)はありました。

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