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サンデーの8週打ち切りサッカー漫画、岡村賢二先生の『ハウンドイレブン』
前置き
『うる星やつら』の令和版アニメの放送が始まりました。
リメイクの性質上、どうしても「変更箇所で気に入らないところ」は出てきてしまうと思いますが……。
個人的には、特に悪くはなくて、とりあえずラムちゃんは可愛かったです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1666240926862-acp0EAYQqA.png)
さて、この『うる星やつら』の原作は、1978年~1987年に『週刊少年サンデー』に掲載された漫画です。
![](https://assets.st-note.com/img/1666192176199-XETRVuiPAF.png)
※1978年の開始時は、高橋留美子先生の大学3年生の夏休みを利用しての5回連載。その後もちょくちょく掲載されて、先生の大学卒業と同時に正式連載化。1980年15号~1987年8号に週刊連載されました。
そして、今日注目したいのは、この部分……。
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『うる星やつら』と『タッチ』を中心にした、サンデーの「第2期黄金時代」の末期ごろ。
1985年の5・6合併号~13号に8回だけ連載した、『ハウンドイレブン』というサッカー漫画です。
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当然のように単行本は未発売で、古い雑誌を見る以外に読む方法のない漫画ですので、以下、やや詳しめに紹介させていただきます。
余談
サッカー漫画の導入でボールを蹴る前に人間を蹴るのは、そんなに珍しくありません。
最初は主人公が不良だったり、空手やテコンドーから転向するパターンもありますし……。
1970年に『週刊少年チャンピオン』に連載した『雲をけとばせ!』だと、第1話の冒頭で監督がダイナマイトを腹に巻いてヤクザの事務所に殴り込みをしていて、サッカー漫画感はゼロでした。
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逆に『コスモスストライカー』とかは、内容イカれてますけど、1話からサッカーをしてましたね。
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導入シーン
それはさて置き、『ハウンドイレブン』の主人公・羅本くんは、「大京高校」という学校の生徒でした。
そのサッカー部で、すでに全国制覇まで成し遂げているのですが……。
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この学校では、優勝を祝してサッカー部員が女生徒を襲うことが認められており、校長が刑法を超えた存在のように思われています。
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羅本くんはそんな学校に嫌気がさして、開始4ページ目にして校長の頭を窓ガラスにシュートしたのでした。
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