あだち充先生の実兄、あだちつとむ大先生の話
あだちつとむ先生について
2020年9月から、「サンデーうぇぶり」で『あだち勉(つとむ)物語』という漫画が連載しています。
『タッチ』『H2』『みゆき』などの作者であるあだち充先生には、「あだち勉」という実兄がいて、彼も漫画家でした。
兄の作品で一番有名なのは、弟のことを描いた『実録あだち充物語』でしょうか。
『あばれ!! 半平太参上』
それ以外の兄の作品には、『あばれ!! 半平太参上』があります。
「『男一匹ガキ大将』が人気だから、男三匹ならもっとヒットする」ということで描いたそうです。
この漫画について、『あだち勉物語』では、次のように回想されました。
『あばれ!! 半平太参上』に関する補足
ただ、『あだち勉物語』の書き方だと、まるで連載が2回で終わったような印象を受けますが、実際には全4話でした。
3話目くらいで方向性が少し変わるのですが、そこまで極端すぎる変化でもなかったように思います。
絵柄の変遷は、次のような感じでした。
連載の最終話が載った号でも、表紙には半平太が大きく載っていました。
『DELUXE少年サンデー』が『別冊少年サンデー』に誌名を変更するのと同時に終了したこともあって、読者視点で読むだけなら、それほど悪い印象は受けないと思います。
(実際の現場がどんなだったのかは分かりませんが、実際に読んだ印象では、言われているほど変な漫画ではありませんでした)
『タマガワ君』
それから、あだちつとむ先生は、『週刊少年サンデー』で『タマガワ君』を連載します。
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