『超電子バイオマン』40周年
先日、こういうポストがTLに流れてきました。
『バイオマン』って、「ラスト数分でバイオロボと戦うだけの敵ロボ」が毎週出てくるので、その意味では贅沢でした。
ただ、「そこまで早いのって何話だっけ?」と気になって少し確認したところ、レオパルドンより早いのは見つけられませんでした。
レオパルドンが画面に映っている時間は20秒ちょいなのですが、メカジャイガンは30秒くらいは映っているようで……。
いちおう、レオパルドンよりは戦えていますし、レオパルドンほど粗末にはされていないように感じました。
という話を、以下に書きました。
いちおうの前置き
『バイオマン』について
『超電子バイオマン』は、戦隊シリーズの8作目。
1984年2月から1年間放送されました。
バイオ技術について
1984年は、「バイオ・テクノロジー」が話題になった年でした。
たとえば、荒木飛呂彦先生の『バオー来訪者』も、
……ということで、『バオー来訪者』が始まったのも『バイオマン』の放送中でした。
1984年のアニメでも、『重戦機エルガイム』の「バイオリレーション」、『超時空騎団サザンクロス』の「バイオロイド」など、なんとなくバイオです。
「超電子バイオマン」が放送された時期は、そんな感じでした。
バイオマン一般
イエローの件について(一応)
『バイオマン』で有名なのは、イエローが死んだことです。
40年擦られてきた話で、特に言えることもないのですが……。
第10話「さよならイエロー」では、イエローは変身した姿で登場。
一度も変身を解除せず、役者が姿を見せることがないまま、敵にやられてしまいます。
「みんな、バイオに授かった力を信じて……」
そう言い残して絶命するイエロー。
死後も変身が解けないのがシュールですが、
イエローのスーツは、生前の自分の映像を空中に映します。
赤「さよならと言ってるんだ」
桃「ううっ…」
緑「泣くなよ。見ろ、笑ってる…。笑ってるじゃないか」
ナレーション「バイオロボも、イエローフォーの死を悼んだ」
そして、次の回で2代目イエローが登場。
この放送を見た感じ、イエロー役の俳優がいない状態で退場エピソードを撮影したと思われて、物議を醸しました。
そして、東映のプロデューサーだった鈴木武幸さんの著書によると……。
ということで、かなりヤバいスケジュールで間に合わせたそうです。
バイオガール
バイオマンは男3人・女2人で、初のダブルヒロイン戦隊としても有名です。
バンダイからは、女児向けの着せ替えドールも出ていました。
わりとガチめのやつで、翌年の『チェンジマン』でも続いたのですが、その2年で終了しました。
最近のヤフオクだと、こんな感じで取引されています。
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