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来月も『名探偵コナン』は同じノリで『サンデーS』の表紙に居るさ~♪

『サンデーS』という雑誌

『少年サンデーS(スーパー)増刊』という月刊漫画誌があります。

コナンのスピンオフ『犯人の犯沢さん』や、犬夜叉のスピンオフ『半妖の夜叉姫』が連載している雑誌です。

※『犯沢さん』は2021年10月号~2022年5月号まで長期休載

あと、10年以上前に『週刊少年サンデー』本誌に連載していた『KING GOLF』が、『サンデーS』に移籍して続いていたりします。

週刊少年サンデー 2009年16号

(2012年2月号から移籍して10年以上、なにげに長期連載です)

サンデーS 2020年1月号。扉絵もサブタイも個人的には好き

『KING GOLF』は好きですけど、なかなか話が進まないのですよね。
最新エピソードでも、2か月くらい脇役の爺さんの若い頃からの人生の回想をやってましたし……。回想が終わっての爺さんの語りはグッと来るのですけど、話はまったく進んでいないという。

 

表紙は大体『コナン』

さて、その『サンデーS』という雑誌、基本的に表紙はコナンです。

たとえば、安室透がやたら人気だった頃には、6か月くらい連続で表紙に安室がいました。

2018年9月号

と、何の脈絡もなく表紙でセロリをかじる安室。

しかし、この号に載っている『名探偵コナン』関連の記事は、

  • 巻頭カラー「特集:コナンの世界の名車たち」

  • 連載漫画『犯人の犯沢さん』(スピンオフのギャグ漫画)

  • 連載漫画『から紅の恋歌』(劇場版のコミカライズ)

……という感じ。

実は、表紙の安室に釣られて『サンデーS』を購入しても、中身にはほとんど安室要素はないのでした。

 

2019年

そんな感じで、『サンデーS』の表紙を並べてみると、だいたいコナンです。

2019年の場合

この年の例外は、西森博之先生による『今日から俺は!!』の新作が始まった号のみ。
あとはオールコナンでした。

しかし、その表紙に釣られて買ってみても、中身のコナン要素は「カラー特集ページ」「犯沢さん」「劇場コミカライズ」程度。

特集ページも「京極と園子に学ぶ恋愛術」とかで……。

2019年9号

なんというか、

「売り上げのために表紙は『コナン』にしたいので、その言い訳として巻頭はコナン特集にしてるのだけど、毎号毎号でネタ出しが限界です」

みたいなオーラが漂っています。

 

コナン強さ議論

なお、2019年3月号の特集ページは、「『コナン』最強は本当に京極なのか!?」。
『サンデーS』編集部の判断による、コナン登場人物の「強さランク」が掲載されています。

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