見出し画像

『土竜の唄』の「幸福の科学」っぽいヤツは、「幸福の科学」の影響を直接受けたわけではなさそう?

今日は少し内容が薄めの更新で恐れ入ります。(『飛ぶ教室』の話も、いま書いております)
『金田一37歳の事件簿』『土竜の唄』の最近の内容について、少し触れています。(いちおう、犯人のネタバレとかは避けております)


さとうふみや先生

『金田一少年の事件簿』の作画・さとうふみや先生が、「幸福の科学」の会員だということは有名です。

自殺者を減らそう!-表紙

と、さとう先生が「幸福の科学」の出版物に描いてることもあります。

2009年には、「幸福実現党」から、さとうふみや先生が出馬。
麻生総理と同じ福岡8区で、

「麻生さんは、マンガを読んで総理になった方ですから、プロのマンガ家のボクがお相手します
マンガ総理は、家でマンガでも読んでいてください
「これは、日本を守るためのマンガ対決です!

といった名言を残しました。(なお落選)

しかし、さとうふみや先生が描く一般向けの漫画には、「幸福の科学」の影響は薄いです。

佐木1号(兄)が天使になって天国にいるあたりのアレは、少し影響があるような気もします。
また、金田一がドナーカードを書くのはNGだそうです。(幸福の科学の教義では、霊子線がつながってるのに臓器移植するとヤバいので)

そいで、現在連載中の『金田一37歳の事件簿』では、敵が「計略の神 “ヘルメス”」だったりするのですが……。

ヘルメス

「幸福の科学」では、ヘルメスは大川隆法さんの過去世で、偉大な人物という設定です。

へるめす本

なので、「幸福の科学」としては、ヘルメスが悪役というのは微妙かなと思ったのですが……。
『37歳の事件簿』では、ヘルメスが「地獄の十二神」でセーフ判定だったようで、ちゆは少し驚きました。

ここから先は

2,864字 / 14画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?