うんこ漫画に関する雑記(うんこちゃん、うんちくん、うんこるめん、うん五郎など)
真理
子供はうんこが好きです。
児童向けの雑誌などを見ても、それは50年以上変わっていないように思います。
『週刊少年マガジン』1970年36号には「ウンコ学入門」という無駄に長い特集記事が載っていますし、『小学一年生』2022年11月号でもウンチが調査されていました。
うんちは、からだからのお手がみです。
古い話
『トイレット博士』
『週刊少年ジャンプ』だと、1970年に始まった『トイレット博士』が、本格的うんこ漫画という初期コンセプトでした。
という感じで、うんこにすべてを賭けた漫画でした。
バキューム・エンジェルのうんこちゃんというヒロインのインパクトが強いです。
うんこちゃんは、幼稚園に不法侵入して園児たちの宿便を直に食べたりしていました。
とりいかずよし先生のこと
『トイレット博士』の作者・とりいかずよし先生は、赤塚不二夫先生のアシスタント出身でした。
自伝的作品『うじ虫大将』によると、
と、赤塚先生の原稿を見たとき、「まるで生きてる人間みたい」と感銘を受けたそうです。
そして、赤塚不二夫先生から直々にうんこ漫画の執筆を勧められます。
そうして描いた『トイレット博士』を、当時のジャンプの長野編集長と中野副編集長が見た感想は……。
そうして、汚いから角南編集に一任する(編集長は事前に原稿を見ない)というルールで、『トイレット博士』の連載がスタート。
とりいかずよし先生は、師匠の赤塚不二夫先生のように「生きてるうんこをかくんだ!」と執筆したそうです。
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