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『ムー』が毎年載せる「今年の予言」は当たっているのか
『ムー』の予言
2024年になりました。
オカルト雑誌『ムー』では、毎年恒例の「大予言」を今年も掲載。
![](https://assets.st-note.com/img/1706536203005-kIbm8roRFf.png)
災害・経済・国際情勢などについて、霊能力者や占い師の予言が載っているのですが……。
「円安は止まらない」(小林世征・霊視)
「円安から円高へ」(高橋桐矢・ジオマンシー占い)
と、霊能力者と占い師で違うものが見えていたりします。
自然災害
特に今年は、
「北海道で大地震が発生する可能性が高いが、それ以外の地域では、多少の揺れはあっても大地震はない」(小林世征・霊視)
「地震を示す運勢は通常どおり」(ヘイズ中村・タロット占い)
という予言が、この『ムー』が1月9日に書店に並んだ時点で、すでに外れていたりします。
日本の場合、「いつかどこかで地震が起こる」と言えばだいたい当たるわけで、地震の話は多いのですが、能登が危ないという予言はナシ。
「南海地方と東北と北海道で大地震が発生する」(小野十傳・奇門遁甲)
「強い地震に警戒すべき。時期としては4月と10月が危険」(CHAZZ・断易)
少なくとも、今月号の『ムー』を作った時点で、すぐそこに迫っていた地震が、霊視や占いではまったく分からなかったようです。
2023年の予言
ちなみに、昨年の予言は当たっていたのかというと……。
![](https://assets.st-note.com/img/1706536981586-797OyrqB3z.png)
「春ごろには1ドル120円台に落ち着く」(小林世征・霊視)
「首都圏が地震に襲われ、富士山が噴煙をあげる」「皇居の石垣は老人の歯のように崩れ落ちる」「日本脳炎が再び流行」(小野十傳・奇門遁甲)
など、やはり外れているものが多いです。
しかし、「2023年2月号」の予言が外れまくった占い師でも、「2024年2月号」の記事にはしれっと参加しています。
昨年の予言がどれだけ見当違いでも、気にする素振りもありません。
やはり、この分野では、当たるとか当たらないとかはどうでもいいみたいです。
(科学なら、予測と結果が違ったら仮説を修正しますが、占いには、そういう習慣はないらしいです。当たらないのも織り込み済みというか)
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