毎月失敗しているのに、来月は成功できると思えてしまうという不思議な現象
9月23日~9月30日まで毎日更新中ですが、一度遅刻しました。
(明日・明後日で4回更新したいです…)
このページは「レンタル話し相手」さんに関する記述を含みますが、別に「レン話ウォッチャー」向けの内容ではないのでお気をつけください。
前置き
私のお友達のレンタル話し相手さんという人物については、以前もご紹介しました。
レン話さんは26歳の若者。
本人は近い将来、自分は有名人になって大成功すると信じています。
最終的には、レン話さんの力によって世界平和が実現する予定。
レン話さんの誕生日(11月11日)が世界の祝日になるほどの偉業を成したいそうです。
(↑ の 2:08:00~ )
「11月11日って、まだ祝日になってないじゃん。だから、それをいつか、国民の休日はもちろんだけど、世界の休日にしたい」
ただ、11月11日は日本では平日ですが、第一次世界大戦の休戦協定が調印された日ということで、すでに祝日になっている国もあるのですよね。
※フランスでは「第一次大戦休戦記念日」、ベルギーでは「休戦記念日」、アメリカでは「退役軍人の日」(「休戦記念日」から第二次大戦などを経て変更)。あと、ポーランドでは「独立記念日」
この、日本では11月11日は祝日ではないから世界中で同じだと思ってしまえる視野の狭さをもってすれば、「世界平和」も現実的な目標に思えるようです。
元ネタについて
「レンタル話し相手」という肩書きは、「レンタルなんもしない人」のマネだそうです。
・2013年:1時間1000円の「おっさんレンタル」が話題に
・2017年:「プロ奢ラレヤー」という人が活動を開始
・2018年:それらの影響を受けて「レンタルなんもしない人」が活動開始
「レンタルなんもしない人」は、2018年6月に活動を開始して、すぐにブレイクしたらしいです。
2019年3月には『モーニング』で漫画化され、2020年4月にはテレビドラマが始まりました。
で、これに影響を受けて、自分で「レンタル○○」を始めたくなってしまう若者が、けっこういるらしいです。
よく分からないのですけど、「これといった特技もないけど『何者か』になりたい若者」が、「プロ奢ラレヤー」や「レンタルなんもしない人」に憧れるようです。
そうして、「一緒にランニングします」「フォロワーの増やし方を指導します」みたいなしょうもないSNSアカウントが誕生するのですが……。
これといった特技のない人が「自分にできること」を考えると、「話し相手になります!」に行き着くことは多いようです。
(14:30~ から、レンタル話し相手さん・談)
「話し相手ならできるな」と思ってやり始めたんですけど。
「レンタルなんもしない人」なんか、いきなりすっごいバズって、すっごい有名になったから。
ぼくもすっごいいきなり有名になれるかなと思ったんですけど。
全然うまくいってなくて、かなりつらい状況です。
レンタル話し相手を名乗るだけですぐに有名になれると思ったということで、これが若さです。
実際には、「レンタル話し相手」などという無の肩書きでアカウントを作っても、だれの興味も引けません。
「おっ、レンタル話し相手だって? なんか面白そうだなフォローしよう」とか、なるハズがないのでした。
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