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「触手アニメ」よもやま話

この記事は2月18日に更新しました。マガジンとしては「1月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。


 

(1)『BASTARD!!』のアニメについて

ラピュタ

『BASTARD!!』は、1987年に始まった漫画です。
現在、BS11でアニメ2期が放送されています。(2023年にNetflixで公開されたものが、2024年1月からBS11で放送中)

原作の「ラピュタは本当にあったんだ!!」というシーンも、

『少年ジャンプ』1990年 AutumnSpecial

ほぼそのままアニメ化。

BS放送でも、堂々と「ラピュタは本当にあったんだ!!」と叫んでいました。

 

原作準拠なところ

『BASTARD!!』は、そういう「おふざけ」の多い作品です。

ファンタジーな世界観なのに「大回転エビ投げハイジャンプ」「超電磁合体ビルドアップといった言葉もガンガン出てきます。

『週刊少年ジャンプ』1989年35号

こういうノリが「80年代の漫画」という感じです。

80年代といえば、『BASTARD!!』で連呼される「ハンサム」も、最近は言わなくなりました。

『少年ジャンプ』1989年 WinterSpecial

現代の漫画なら「イケメン」と言うところですよね。

現代の漫画(『LaLaDX』2016年11月号)

しかし、もちろん、今回のアニメで「ハンサム」を「イケメン」に置換するような必要はなく……。
その辺は、ちゃんと「描かれた当時の時代感」でアニメ化されており、アニメでも「ハンサム」を連呼してくれます。

 

「C」と書いて「せっくす」と読む

「Aはキス」「Cはセックス」みたいなのも、若い世代には通じないと聞きます。

『少年ジャンプ』1990年 AutumnSpecial

※このシーン、雑誌掲載時は「C」に「せっくす」のルビだったのが、単行本で変更されました。

『BASTARD!!』第10巻

『熱死戦線ビットウォーズ』の葛西伸哉先生は、アニメの『BASTARD!!』を見て、このシーンで途方に暮れたそうですが……。

URL

「ファンタジーで現代日本の言葉を使っている」のは許容できたけど、「ファンタジーで現代日本の死語を使っている」のは許容ラインを超えた……みたいな話でしょうか?

(『BASTARD!!』の場合、現代文明が崩壊した400年後が舞台という設定なのでややこしいのですけど)

 

アニメではカットされた陰核っぽい部分

それから、カル様が女性器みたいなヤツに入っているシーンも、放送が難しそうな気もしましたが……。

別に普通に放送されていました。

ジャンプ 1990Autumn & アニメ地獄の鎮魂歌編 8話

もしかしたら全然普通のシーンで、私の心が汚れているだけなのかも知れません。
アニメだとヒダが動き続けており、なんなら原作よりヤバく感じます。

ただ、原作では、なんとなく陰核っぽいパーツがあるような気がしたのですが……。

この部分は、アニメではカットされたようでした。

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