「触手アニメ」よもやま話
(1)『BASTARD!!』のアニメについて
ラピュタ
『BASTARD!!』は、1987年に始まった漫画です。
現在、BS11でアニメ2期が放送されています。(2023年にNetflixで公開されたものが、2024年1月からBS11で放送中)
原作の「ラピュタは本当にあったんだ!!」というシーンも、
ほぼそのままアニメ化。
BS放送でも、堂々と「ラピュタは本当にあったんだ!!」と叫んでいました。
原作準拠なところ
『BASTARD!!』は、そういう「おふざけ」の多い作品です。
ファンタジーな世界観なのに「大回転エビ投げハイジャンプ」「超電磁合体」といった言葉もガンガン出てきます。
こういうノリが「80年代の漫画」という感じです。
80年代といえば、『BASTARD!!』で連呼される「ハンサム」も、最近は言わなくなりました。
現代の漫画なら「イケメン」と言うところですよね。
しかし、もちろん、今回のアニメで「ハンサム」を「イケメン」に置換するような必要はなく……。
その辺は、ちゃんと「描かれた当時の時代感」でアニメ化されており、アニメでも「ハンサム」を連呼してくれます。
「C」と書いて「せっくす」と読む
「Aはキス」「Cはセックス」みたいなのも、若い世代には通じないと聞きます。
※このシーン、雑誌掲載時は「C」に「せっくす」のルビだったのが、単行本で変更されました。
『熱死戦線ビットウォーズ』の葛西伸哉先生は、アニメの『BASTARD!!』を見て、このシーンで途方に暮れたそうですが……。
「ファンタジーで現代日本の言葉を使っている」のは許容できたけど、「ファンタジーで現代日本の死語を使っている」のは許容ラインを超えた……みたいな話でしょうか?
アニメではカットされた陰核っぽい部分
それから、カル様が女性器みたいなヤツに入っているシーンも、放送が難しそうな気もしましたが……。
別に普通に放送されていました。
もしかしたら全然普通のシーンで、私の心が汚れているだけなのかも知れません。
アニメだとヒダが動き続けており、なんなら原作よりヤバく感じます。
ただ、原作では、なんとなく陰核っぽいパーツがあるような気がしたのですが……。
この部分は、アニメではカットされたようでした。
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