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『はじめの一歩』のページ数が少ないときの穴埋め枠

この記事は3月26日に更新しました。マガジンとしては「1月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。

『はじめの一歩』のこと

『はじめの一歩』は、『週刊少年マガジン』で1989年から連載している漫画です。

作者の森川ジョージ先生も、58歳。
最近はページ数を減らしての掲載が多いです。(1話18ページで載るのは年に10回くらいで、少ないときは1話7ページくらいで載ります)

※最近の『はじめの一歩』の掲載状況

2022年(48冊のマガジン)
・休載:10回
・18ページ以上で載った回数:13回
・減ページで載った回数:25回(その平均は14.5ページ)
・年間ページ数:551ページ(48冊で割ると平均11.5ページ)

2023年(49冊のマガジン)
・休載:8回
・18ページ以上で載った回数:10回
・減ページで載った回数:31回(その平均は13.6ページ)
・年間ページ数:556ページ(49冊で割ると平均11.3ページ)

※私調べ(数え間違いなどあったら申し訳ないです…)

話の途中で突然終わったりするので、「早っ」「短っ」というイメージを持たれがちですが、

2024年4・5号(Round 1444)の終わり方

年間連載ページ数だけを単純に見るなら、満田拓也先生(58歳)や青山剛昌先生(60歳)より多く、十分スゴイです。

 

穴埋め代原

『はじめの一歩』が短かった号では、足りないページを埋めるため、4~6ページの読切が掲載されることがあります。

たとえば、こういうやつで……。

2022年10号の穴埋め読切(マガポケ) ※槙田先生は現在ドラドラ#で連載中

一番多いのは、ショートラブコメ。
あとはナンセンス系のショートギャグや、たまにホラーもあったりします。

(2024年11号で『一歩』が12ページだった穴埋め)

(2023年14号で『一歩』が13ページだった穴埋め)

と、そういう穴埋めの代原が、『週マガ』には頻繁に載っております。
2022年に18回、2023年に15回、今年は3月までに4回くらい)

 

福井セイ先生

その『はじめの一歩』代原シリーズで、今週、『週刊少年マガジン』に福井セイ先生の読切が載りました。

(2024年16号で『一歩』が9ページだった穴埋め)

福井セイ先生は、『週刊少年サンデー』で2回連載している方。

『週刊少年サンデー』2019年24号
『週刊少年サンデー』2021年24号

『サンデー』では期待されていて、惜しかったと思うのですが……。
2回連載して、『ゆこさえ戦えば』は全39話、『かけあうつきひ』は全56話で終了しました。

『週刊少年サンデー』で2回も連載した作家なので、今回、『はじめの一歩』の代原枠での登場に、ちょっと不意をつかれたというか……。

代原で目次に載っていないので、『マガジン』を読んでいたら唐突に『サンデー』の福井セイ先生が出てきて脳がバグりました。

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