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立原あゆみ先生の『す~ぱ~・アスパラガス』の単行本未収録回
この記事は7月21日に更新しました。マガジンとしては「6月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。
前置き
漫画で学ぶアスパラガス
アスパラガスについて、色々な漫画から得た情報を整理しました。
(1)アスパラはみんな好き
![](https://assets.st-note.com/img/1689664518798-nqx6IQXxsH.png)
(2)アスパラを食べるとオシッコが臭くなる
![](https://assets.st-note.com/img/1689664747321-OMT9Xi1dMR.png)
(3)アスパラを食べると性欲が上がる
![](https://assets.st-note.com/img/1689664900363-jbiSnmygBx.png)
(4) アスパラはチンコに似てる
![](https://assets.st-note.com/img/1689664979216-HsDVtduImr.png)
(5)アスパラはなんかひわい
![](https://assets.st-note.com/img/1689665247966-DK2uwMJkIa.png)
まとめると、チンコに似た卑猥なアスパラを食べて欲情しながら臭いオシッコをするのがみんな大好きということですね。
『す~ぱ~・アスパラガス』のこと
そして、『す~ぱ~・アスパラガス』という漫画では、主人公の男の子がアスパラを食べたことで女性化しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689610091062-wdBNBwDuAE.png)
「姿は女の子に変わっても この物語はまちがいなく 男の子の青春譜だ!!」
という感じで、『す~ぱ~・アスパラガス』は1980年~1983年の『ひとみデラックス』に連載。
![](https://assets.st-note.com/img/1689666643202-nXiW9vFvx7.png)
単行本も1~3巻が発売されて、現在では電子書籍化されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1689666965975-gKLus1VCf3.png)
第3巻
「植物星人と戦うために、なぜか女の子になってしまったひろこ(元・ひろし)! 地球の命運は彼女(?)にかかっている!! 男女転換SF最終巻!」
服部昇大先生による評価
『す~ぱ~・アスパラガス』はマイナーな漫画ですが、服部昇大先生(『邦キチ! 映子さん』の作者)も褒めておられました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689774933133-D0GLkSSbGL.png)
とりあえず、『す~ぱ~・アスパラガス』が「邦キチの好きそうな作品」だというのは間違いないです。
ただ、服部先生のツイートで「最終的にはバレーボール勝負になる」と説明されているのは、少し誤解を招くかも知れません。
確かに、3巻の最後の方で、宇宙人とバレーボールで戦うのですが……。
![](https://assets.st-note.com/img/1689811518326-4X6PpRLT34.png)
このバレーボール編が終わったあと、宇宙人とプロレスで戦うのが、単行本に収録されていないのですよね。
(だから、単行本派にとってはバレーボールで最後なのですが、実際にはもう少しだけ続きます)
そんなわけで、今日は「『す~ぱ~・アスパラガス』の単行本未収録回」について書いてみます。
基本情報
単行本では、『ひとみデラックス』に連載した「PART1」~「PART14」を、次のように収録。
第1巻:PART1~5(1980年 春休み大増刊~1981年 夏休み大増刊)
第2巻:PART6~9(1981年9月大増刊~1982年 夏休み号)
第3巻:PART10~14(1982年10月25日号~1983年8月25日号)
そして、PART15(1983年9月25日号)が単行本未収録となっております。
あと、
『す~ぱ~・アスパラガス 解説編』(1981年6月コミックコレクション)
『す~ぱ~・アスパラガス 番外編 ルミの告白』(1982年2月大増刊)
『す~ぱ~・アスパラガス インサイドメモリー』(1984年1月25日号)
なども単行本未収録ですが、『ルミの告白』以外は、お便り紹介とかエッセイ漫画みたいなやつです。
(※これ以外に、私の知らないものがあったら申し訳ありません)
Part1~Part14について
Part1は、1980年の春号に掲載。
Part10で「第1部」が終わって、1982年11月の号から「第2部」ということになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1689833411444-SfXVBL7HcX.png)
そして、Part14まで収録した単行本の第3巻は、こんな風に終わっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1689833579855-1ah6R6PD5g.png)
Part14は、「いったん男に戻った主人公が、宇宙人と戦うために再び女になる」という話だったので、わりと最終回っぽさはありました。
謎の宇宙船の出現で終わるのは全然最終回っぽくないのですが、この漫画の場合、全体的に話が狂っているので気にならないというか……。
「これで終わりだと言うなら、これで終わりなのかな」と、なんとなく納得してしまいそうです。
幻の「PART15」
その「3巻の続き」となるPart15は、1983年9月25日号に掲載。
![](https://assets.st-note.com/img/1689864883513-RDuTwAd7WA.png)
当然、謎の宇宙船が出現したところから始まります。
![](https://assets.st-note.com/img/1689864983439-wZTXNd3j6j.png)
※以下、ネタバレ全開であらすじを紹介させていただきます。
(ちゃんと読みたい方は、『ひとみデラックス』1983年9月25日号で読んでください)
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