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ちゆ12歳のオタク日記 バックナンバー 2020年6月

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6月に私がnoteに書いた有料記事8本(約4万字)を読めます。後から知った方がバックナンバーを読みたい場合用です。個別に買うと高いので、いちおうご用意しました(定期購読の方よりお… もっと読む
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#ジョージ秋山

ジョージ秋山伝説 その3(完) ~『博愛の人』『捨てがたき人々』など~

この記事は、こちらの続きになります。   『博愛の人』1993年~1996年、ジョージ秋山先生が『月刊ビッグゴールド』で連載したのが、『博愛の人』でした。 歴史上の人物、それも二宮金次郎を主人公にした作品。 それだけ聞くと、なんだかつまらない教育漫画に聞こえますが……。 「良く小学校校庭で見かける二宮金次郎像、あれが金次郎観を誤まらせた原因であると考えられる」 「(金次郎は)大宗教家、大思想家、大革命家、大経済人である」 ということで、聖豚女ラブリンの流れを引き継ぐ

ジョージ秋山伝説 その2 ~『耳鳴りのする朝』『ラブリン・モンロー』など~

この記事は、こちらの続きになります。   『新・日本列島蝦蟇蛙 耳鳴りのする朝』ジョージ秋山先生は、1975年から、『平凡パンチ』で『耳鳴りのする朝』を連載します。 当時、ジョージ先生は32歳。 『耳鳴りのする朝』の主人公も「32歳の漫画家」で、ジョージ先生ご自身がモデルだと思われます。 作中のジョージ先生は、幼少期によく分からないまま友達のチンコを握らされたり、飼っているウサギにカジモドと命名したり……。(※『ノートルダムのせむし男』の名前) 「もともと理由なく生

ジョージ秋山伝説 その1 ~『告白』『ばらの坂道』『ザ・ムーン』など~

6月1日、漫画家のジョージ秋山先生の訃報が伝えられました。 それで、6月1日からずーっと、ジョージ秋山先生のことを考えていました。 魂の巨匠について、私などがいまさら言えることもないのですけど、少しだけ、ジョージ先生の思い出話をさせていただきます。 『銭ゲバ』ジョージ秋山先生は、最初、『パットマンX』『ほらふきドンドン』などのギャグ漫画を描いておられました。 しかし、1970年~1971年、『少年サンデー』に『銭ゲバ』、『少年マガジン』に『アシュラ』というストーリー漫

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