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90sスケートブランドの話

90年代にもスケートボードを一生懸命に楽しんでいたぼくですが、今回そのお話しを少々。

当時地方の田舎に住んでいて、そこでの個人的なフィルターを通しての話なので、いや違うよなんて意見ももちろんある事でしょう。
ただ、とてもありがたい事なのですがクレームや訂正のご意見は心の中にしまっておいてください。

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"ANTI HERO", "REAL", "KROOKED", "SPITFIRE", "THUNDER"等を抱える北カリフォルニアのディストリビューター "DLX DISTRIBUTION"。その "DLX" が1994年に立ち上げたのが "Metropolitan" っていうのはあまり知られてない。

"SPITFIRE" ウィールのイーストコースト版を狙ってスタートさせたという話もあるが、ウソか本当か...。
チームライダーには、"HUF" のKeith Hufnagelや "SUPREME" クルーのGiovanni Estevez、Ryan HickeyやGino Iannucciといったスタイルのある個性的なメンバー、ビジュアル面はフォトグラファーのAri Marcopoulosが手掛けるなど、先鋭的なセンスでイーストコーストのスケートシーンを席巻した。
しかし2年後の1996年には、世界的なブランドとなった "SPITFIRE" に注力するためブランドは休止となってしまった。

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それから20年の時を経て、2016年にKeith Hufnagelの手によってアパレルブランド "MetoropolitanUSA" として復活。ローカル生産にこだわりながらオリジナルスピリッツを継承し、ハイクオリティなコレクション作りを行っている。
最近では "Addidas Suprer Star" がリリースされた事も記憶に新しい。

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現在 "MetoropolitanUSA" は本国のサイトでのみオンライン販売をしているが、ほとんど完売。日本にも正規取扱店が5、6店舗あるがどこも店頭販売のみ。
K・Hufnagelは現在 "HUF" というブランドも手掛けているがそことの差別化も重要らしく、当初立ち上げ当時の "HUF" のように小さいながらも深く進めていきたいと言っているらしい。
このオンラインの時代の中、ブランドの事をしっかり伝えてくれる限られた店舗にのみ卸し、売り方にまで徹底しているK・Hufnagelのブランドに対してのアツいこだわりを感じ、彼のスタイリッシュなOllieを思い出す。



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