ついに来た。「赤ちゃん欲しい」


以前のノートで( https://note.com/tita_mate/n/nfdabc27694e1 )
ママ友から二人目不妊を相談された際のことを書きましたが(※センシティブな内容なので無料公開した後に有料にさせていただきました。)

まさか、まさか
わたしにもその波がくるとは…。

ノートを読まれた方はご存知の通り
わたしは二人目願望、清々しいほどゼロ!です。

今の生活に満足しているし、何より幼稚園を送ったあとに訪れる自分だけの時間がおそろしく尊いのです。

ですが、そんな幸せな日々も長くは続きません。あーこれぞ人生。

4歳になる娘が
しきりに訴えてくるのです。

「ねえ、娘ちゃんも赤ちゃん欲しい!」と。

(以下心の声)

げっっ!!!きた!!
まぁ、落ち着け落ち着け。大丈夫。
そんなこともあろうかと、うまくかわす言葉はストック済みだってんだい!
(心の声終了)

「え、でもさ、赤ちゃん生まれたら娘ちゃんが抱っこーって言っても、お母さんすぐには抱っこできないし、構ってー!っていっても、赤ちゃんのお世話していたらすぐには構えないよ!」

これで、どうだ。
この言葉で幾度となく、娘の赤ちゃん欲しい攻撃をかわしてきたのだ。
そう、あれは娘が3歳の頃。
お友達に妹が生まれたことをきっかけに、赤ちゃんが欲しいとねだったときも、先程の言葉をいうと「えー!じゃ、娘ちゃん赤ちゃんいらない!」「お母さんにずーーっと抱っこしてて欲しいもんっ!」とすんなり諦めてくれたのだ。ちょろいもんよ。

今回もこれでチェックメイト!! 

…………と思いきや、返ってきた言葉は

「うん!大丈夫!それでも大丈夫!
娘ちゃん我慢するから!
我慢できるから、赤ちゃん欲しいの!!」


…………えーと、え?!?!?

そう………くる?!?!

え、てか、まだ4歳なのに??!?!!

え、我慢しちゃうの?!?!

😢😢😢😢😢😢😢😢😢

はい、私、うるっときました。
だってさ、まだまだ母の愛情を一心に受けたいだろう年頃なのに、もう後続に譲る心が芽生えちゃってんの??!?!と。

しかし、私はなんというか、もう今の生活がとにかく幸せで、出来ればこの生活から変化を加えたくないなぁと思っていました。

これが、たしか6月頃の話。
そして、涼しくなってきた10月。

未だに続いているんです。

「赤ちゃん欲しい!」
「でも赤ちゃんが生まれたら抱っこー(以下略)」
「それでも大丈夫!お母さんが大変だったら、娘ちゃんが抱っこしたり手伝うから!」

…………はい、そうです。
さらに慈悲の心が娘に芽生えまくっているのです。シミュレーションもばっちり。とにかく娘ちゃんもいるから大丈夫だからと。お母さんが大変になっても娘ちゃんが手伝うからと。

って、いやいや、どんだけ優しい子に育ってくれちゃってんのよ!!!!(号泣)


約4ヶ月間、延々と赤ちゃんが欲しいと言われると、そして、「我慢できる」「娘ちゃんもサポートする」と言われると……。さすがに私の気持ちにも変化が出てきました。

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