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住んでから,どうにかする。 【地方空き家サバイバル】

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ある30代男性は,ひとりで地方に移住することにした。 住む家は築50年くらいで,窓ガラスは割れ,カギもしまらない。 知り合いがいるわけでもなく,お金もなく,仕事もない。 さらには…
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#アンティーク

地方移住を決断するまで

5年間,働いた会社を辞めたのは,虚無感に耐えれなかったからだ。この仕事に何の意味があるのか,誰の何に役立っているのか,そんな疑問を感じながら働くことは虚しかった。 仕事を辞め実家に戻った。早朝にスーパーで品出しのパートをし,午後は読書という生活を送った。コロナ禍の影響もあり,こんな生活を2年半も続けていた。品出しの仕事は,達成感や誰かの役にたっている実感があり楽しかった。どうやら,私にとっての報酬は,お金ではなく,達成感や有能感といった感情なんだと気づいた。 では,達成感

木が潤い,自分も潤う 【地方空き家サバイバル,14日目,2022/6/5(日)】

今朝は,朝から眠かった。起床時間を3時から5時に変えたので,時差ボケが起きているのだろう。ちょっと体を動かせば,目が覚めるだろうと思い,畑を耕した。 1週間ぶりに耕した畑。1週間前はガチガチで,土器のように生き物の気配がない土だった。だが,少しいれた堆肥が効いているのだろう。少しだけ微生物の気配がしてきた気がする。目に見えない微生物たちの働きが,土の状態として可視化されている。 土にはたくさんの微生物がいるということを,発見してくれた人々のおかげで,土作りの方針がたてやす