こんなことやってます

これまでもGC番組「先週の結果分析」で取り上げられている完全タイム差を使って予想していましたが、変速率下位の概念(低いからと言って絡まないわけではない)、に加えてレース変速率にも興味を持ちました。今まで勝ち馬と比べて、とかはしていましたがレース上がり3F差調べていたのに変速率の差は比べていなかったな?と改めて調べることにしました。

京成杯の的中から

変速率上位
グローリーアテイン
バードウォッチャー
アーバンシック
ロードヴェズパー
マイネルフランツ

レース変速率差上位
アーバンシック
バードウォッチャー
ダノンデザイル
レイデラルース
グローリーアテイン

変速率上位の3頭がレース差でも上位でしたが順番が逆転しました。グローリーアテインは超スローペースでマークした変速率は高かったものの、レース変速率と比べると(上位ではありますが)目立たないものに。

逆にレース変速率差で上位に入ってきたダノンデザイルの変速率は14頭中13位タイ。変速率下位からの好走馬になります(1着)。レイデラルースも変速率9位でしたがグローリーアテインと並ぶレース変速率差でした。

レース結果は完全タイム差1位、変速率3位、レース変速率差1位のアーバンシックが2着。レース変速率差3位ダノンデザイルが1着。レース変速率差上位で決着となりました。

ついでに3着コスモブッドレアは完全タイム差6位、変速率6位、レース変速率差は±0と今回取り上げている内容からは目立たない馬でした。4着ハヤテフクノスケも変速率下位(10位)、レース変速率差+2は7番目。こちらも今回だと軽視した馬でした。

セントポーリア賞

変速率上位
カフェグランデ
トラジェクトワール
ペッレグリーニ
ポッドテオ
ブライトマン

レース変速率差上位
トラジェクトワール
ブライトマン
カフェグランデ
ペッレグリーニ
ポッドテオ

9頭立てのセントポーリア賞。そのうち2頭が地方レース出走の為、変速率や完全タイム差が不明。実質7頭で上位を比べていることになりました。見ての通り、変速率上位とレース変速率差上位は変わらなかったのですが数値面では逆転が起こっていました。

変速率5位ブライトマン(3着)の変速率と変速率3位ペッレグリーニとの数値差14。変速率4位ポッドテオとの数値差5。少頭数だとありがちなわけですが、京成杯のダノンデザイルの激走見たばかりだったのと完全タイム差1位だった事もあり注目しました。

レース結果は完全タイム差3位、変速率3位、レース変速率差4位のペッレグリーニが1着。変速率4位、レース変速率差5位のポッドテオが2着。注目したブライトマンは3着と好走しました。人気のトラジェクトワールは全て上位でしたが伸びなく敗れています。

きさらぎ賞

変速率上位
シヴァース
ビザンチンドリーム
ピエナオルフェ
ジャスティンアース
ファーヴェント

レース変速率差上位
ファーヴェント
ウォーターリヒト
シヴァース
ビザンチンドリーム
ナムラエイハブ

ここでの注目は変速率上位だったピエナオルフェとジャスティンアース(特にジャスティンアースは上位人気するくらいの勝ち方をしていた)がレース変速率差は目立たないものだったことです。逆に変速率12頭中8位タイだった変速率下位ウォーターリヒト(2着)がレース変速率差2位だったこと、です。勿論シンザン記念激走のパフォーマンスですが人気がなかった事と1番人気ビザンチンドリームよりも高いレース変速率差に注目しました。ダノンデザイル、ブライトマンに続いていますからね。

レース結果は変速率2位、レース変速率差4位の1番人気ビザンチンドリームが大外一気の末脚を披露して1着。惜しくもウォーターリヒトは頑張りましたが2着(進路妨害していましたが)。変速率1位、レース変速率差3位シヴァースが3着(同じく進路妨害していましたが)。

クイーンC

変速率上位
クイーンズウォーク
ルージュスエルテ
サフィラ(3位タイ)
アルセナール(3位タイ)
テリオスサラ

レース変速率差上位
ルージュサリナス
アルセナール
コスモディナー(3位タイ)
ブライトアゲイン(3位タイ)
モリノレッドスター(3位タイ)
カレンナオトメ(3位タイ)

レース変速率差は数値差1で横並びの激戦でコスモディナーからカレンナオトメまでが3位タイ。クイーンズウォーク、サクセスカラー、サフィラが7位タイですが3位タイと1差。
変速率下位からレース変速率差上位に、のパターンはルージュサリナスが該当しますが、レース変速率差上位殆どが変速率下位でもあります。強いて言えばアルセナールだけ両方とも上位だった、とも取れます。今回は人気ではありましたがアルセナール(2着)に注目しました。

レース結果は変速率1位のクイーンズウォークが1番人気1着。変速率3位タイ、レース変速率差2位アルセナールが2着。変速率2位ルージュスエルテが3着と結果的に変速率上位で決まりました。

共同通信杯は?

変速率上位
ジャスティンミラノ
フォスターボンド
ベラジオボンド
デイマイザキッド
ミスタージーティー

レース変速率差上位
フォスターボンド
ジャンタルマンタル(2位タイ)
デイマイザキッド(2位タイ)
ミスタージーティー(2位タイ)
ベラジオボンド

変速率1位ジャスティンミラノだけ外れていますが、数値差でベラジオボンドと1差。つまりベラジオボンドはギリギリ上位だけれど横並びで高いものではありません。注目は2歳王者ジャンタルマンタルが変速率10頭中8位からレース変速率差2位タイまで上がってきました。
また朝日杯FS鋭い末脚でジャンタルマンタルを追いかけたエコロヴァルツですが変速率6位、レース変速率差8位タイ(最下位)となっています。機動力高い馬なだけに府中より中山向きやもしれません。

今回、注目はやはりジャンタルマンタルでしょう。完全タイム差2位、変速率8位、レース変速率差2位。つまり変速率下位からの上昇パターンです。またフォスターボンドは完全タイム差3位、変速率2位、レース変速率差1位。王道のパターンになります。
この2頭を軸に変速率上位へ流してみます。

今回調べてみると改めて面白い視点を見つけてしまったな?と楽しんでいる次第です。共同通信杯もいいデータが取れるといいですね

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