シルクHC2024募集馬・クインアマランサスの23

ようやくサトノダイヤモンド産駒もお求めやすい価格になったなぁと喜んでいいやら悪いやら。以前取り上げた、初年度産駒アズライトムーン(アズールムーンの20)は残念ながら未勝利に終わりました。強調と緩和、サトノダイヤモンドの活かしポイントがわかってなかったなぁと。

そんな反省していたらクインアマランサスの23が募集されます。オマケに半兄クレーキングの新馬勝ちの知らせも。あー、これはダメ(抽優じゃないとダメ)なパターンだ。

母父キンカメ

クインアマランサスの父はキングカメハメハ。アズールムーンの父マリブムーンの血統を見て活かすなら母Macoumba、でもディープ配合意識すると頭でっかちな配合になりがち。Mr.Prospector × Green Dancerでは緩和は難しいなぁ母系が淡白ですからね。

さてキンカメもGreen Dancerをお持ちです。キンカメ母マンファスは様々なエッセンスを息子、孫に残してくれました。その1つがGreen Dancerの祖母Sly Polaだったり母系Aimeeだったり。でもこれだけだとやや遠い。

Nijinsky信仰・Caerleon

シンコウラブリイやエルウェーウィンに始まり、フサイチコンコルドがダービー制するなどカーリアン産駒が活躍してカーリアンの血は多く集められました。クインアマランサスの祖母スターミーはあのカレンミロティックを出しています。A.P.Indy × Caerleon。クインアマランサスの強調面は母系です。またアグネスタキオンはロイヤルスキーを持ちますがNijinskyの近親にあたります。クインアマランサスはNijinskyを意識した配合を続けている、ともとれます。おまけにナダルもミスプロ× Nijinskyを持ち、PulpitもRound Tableの近親StateがNijinsky産駒(Pulpit母父ミスプロ)という配合でした。

またCaerleon持ちのサトノダイヤモンド産駒は、サトノグランツ、スズハローム(母父ローレルゲレイロがテンビー持ち)、シンリョクカが持っています。サトノグランツはエルナンドとカーリアン、スズハロームのローレルゲレイロはテンビーとマルゼンスキーを持つ、という配合。シンリョクカは母父キンカメです。

最後に

クインアマランサスの23、やはりネックは兄が勝ち上がったばかりという点。サトノダイヤモンド産駒はようやく走り始めて結果が出てきているわりには値段落ち着いていることも抽優使い所に拍車が。元々クインアマランサスはシルクで走っている馬ですから人気ありますからね。

おさえで1頭は正直厳しいかもしれません。

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