私は未来を知っている
私は未来を知っている。
来週末、私はホノルルへ旅立ちます!
ついに、2年前位から言っている初フルマラソン参加!
だからだと思う、ふと聞こえた“続いてマラソンのコーナーです”と話すアナウンサーの声が耳に残った。
昨日の夜、リビングのテレビから聞こえた声に…1度、寝室に行ったのに、またリビングに戻って見てしまった(笑)
日本人ランナーの特集の後、まもなくフルマラソンで2時間の記録を切るかもしれないキプチョゲ(ケニア)の選手の話があった。
番組では『走る哲学者』とも話していた。
ケニアでは貧しい暮らしから抜け出すためにマラソン選手になろうとトレーニングする方が多いそう。
オリンピックでメダルを取り、充分に稼ぎがあるはずの彼だが、以前と変わらず、若いアスリートの卵たちと寝食とトレーニングを共にしていると言う。
この環境こそが高みを目指せる最高の環境だから…と。
その話、その姿は素晴らしく、日本にて日本の実業団選手や学生選手と練習を共にした時の話や姿が映された時、ご本人も学生も楽しそうに会話をしながら走っていて(ハイスピード!)…
高みを目指す、目指せることを見せてくれる人はある種の楽しさ、期待、ワクワクを周りに伝搬させるのだなと感じた。
日本選手からの質問で、
練習では何を心がけているのか?という問いに… “準備”を怠らなければ結果は出ると。
途中見逃してしまったのだが、どうやらキプチョゲ選手、茶道を嗜むらしい。
元茶道部の私としては益々興味をそそる。
だけど、当時の私の向き合い方とは全く異なる。茶道は準備が全て、準備を大切にするところに共感しているそう。
私は修行が確実に足りていなかった…
あらゆる面で釘付けになってしまったのだけど、最後、インタビューシーンで、彼は記録について語っていた。
字幕には『人は2時間の壁を越えられる』そんなことが書いてあったと思う。
ただ、その裏で私はショックを受けていて…彼はその話を
“I know...”で始めたのである。
当然の文法かもしれない。
でも、I hope でも、I believe でも、
もちろん I wish でもなく…
“I know”って言った。
“I know”なんだと思う。
心から真実として、I know。
もう、見えている、知っている、その世界があることを。
未来を叶える人はそういう人。
◯◯したい!
という言い方でないのは当然だけど、
夢の叶え方として、
未来を完了形で書くのは
有名なhow toだけど、
何かどこか違和感があった。
だけど、何かしっくりきた。
そこにありありと未来を描いている人は違うのだ。まだないけれど、でも明らかに既に存在している。
必ず彼は新しい世界の扉を開く人。
そんな風に未来から今を生きたい。
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