iPhoneの純正レザーケースからコーティングを引っぺがす
バナーの画像みたいになります(ヤスリがけから5ヶ月後の状態)
はじめに
iPhone12miniを買ったフォロワーが純正レザーケースをつけた写真を載せていて結構良い感じだったので便乗したら、12シリーズからレザーケースの経年変化具合があまりよろしくないことが判明。どうにかする方法は…とググったら「削る」という対応策があったので紙やすりでゴリゴリ削ることにした。
約半年経って変化量もわかりやすくなってきて、それと共に注意すべき点も見つかったので備忘録的に残しておく。iPhone13シリーズのレザーケースをこれから削ろうとしている人は是非参考にしてほしい。そんな人いるかわからないけど。
ちなみにどんな風によろしくないのか知らない方は「iPhone 12 Leather case patina」とかでググるか、下の動画が参考になるかと思う。
やったこと
作業途中の画像はないですごめんなさい。
内容自体は超シンプル、紙やすりでコーティングを剥がすだけ。でも多分1時間くらいはかかる。
自分の場合やすりの粗さは240番から始めて仕上げに1600番を使ったが、400番一枚あればなんとかなる。丁寧にやりたい人は800番も用意しよう。1600番はいらんかった。
革本体を削りすぎないように気をつけながらヤスリがけしていくのだが、革が露出し始めると色が明るくなり、抵抗が増し、削りカスが目立ち、毛羽立つようになってくるのですぐに分かる。
削った直後の状態、色の明るい部分が革の露出面。最初は字が書けるくらい表面が毛羽立つが、使ってるうちに無くなっていく。気になる人はオイルでも塗ってやると良い。どうでもいいけどこの毛羽立った状態の触りごごちめっちゃ好き。
やるにあたって気をつけること
洒落にならんくらい水に弱くなる
コーティングってしっかり水弾いてたんだなぁと気付くことになる。雨に降られたり、ちょっとでも濡れた手で触ったらシミになるくらいの覚悟が必要になる。
上手くやらないとAppleロゴが薄くなる
実はサドルブラウンの前に(PRODUCT)REDで試したのだが、適当にヤスリがけしたらロゴがほぼ消えてしまった。そのため今回はロゴ周辺のみ削っていない。キレイに残したい人はロゴとその他で分けるのをおすすめする。消えちゃっても良い人はそもそもサードパーティー製を買ったほうが良い。削る手間ごと省けるので。
しばらくは毛羽立つ
上でも少し触れたがヤスリがけ後1〜2ヶ月くらいは毛羽立ちが目立つ。お上品に言うとヌバック風になる。仕上げのヤスリを細かいものにしようが起毛が細かくなるだけなので注意しよう。嫌な人はレザーオイルかクリームを塗れば目立たなくはなる。その場合布などで磨くとより綺麗な見た目になるらしいが未検証。
中途半端にやめると残念なことになる
革を削りすぎるのが怖くてコーティングを残したままにすると本当にそこだけ色が変わらない。写真では伝わりづらいけどかなり目立つ。
とはいえ後から削れば良いのでそんなに大きな問題ではない、一番の問題はむしろ削り過ぎにビビることの方である。強い心を持とう。
削る以外の方法について
コーティングを剥がす他の手段としてアルコールを含ませたティッシュでひたすら拭くという方法もあったが、結構な量のアルコールとティッシュを犠牲にしてヤスリがけ以上に時間をかける覚悟が必要だった(一敗)
おわりに
今回の加工にはサドルブラウンを選んだが、他の色でイイ感じになるかは分からないので気をつけて欲しい。ちなみに赤は微妙だった(一敗)
みんなも紙やすり持ってレッツトライ!
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