見出し画像

20231025

一時預かりも4回目
ようやく日常のなかに落とし込めつつある気がする

今朝も森を経由して向かうことにした
「きょうは先生やお友だちと過ごそうね」
と伝えると、笑うでも哀しむでもない表情を浮かべた子
別れ際にはニュートラルな顔つきで、自分からバイバイと手を振ってくれた

2週間ぶりの平日ひとり活動
念願かなって10ヶ月ぶり、ようやく友人の施術を受ける機会がめぐってきた

やわらかなやさしい手で、ゆっくりじっくりほどいていく
セルフケアでは行き届かないところに、そうっと触れてもらえるのが心地よい
ひとさまに手をかけてもらうのっていいね
終わることにはすっかりほぐれて、凝り固まっていた心身がいい具合にゆるんでいた

彼女とはひさしぶりにゆっくりと会ったものだから、話したいこと、聴きたいことが盛りだくさんの大渋滞で、終始お互いに話をしては聴いての繰り返し
お茶したりごはん食べたりしながらおしゃべりしているような気兼ねなさがありながらも、さすが施術をしているからか、身も心も着実に、ゆったりとひらかれていく
まるで温泉で羽を伸ばしているようなほがらかさだった

すべての行程が終わり、さぁランチタイムのはじまりはじまり
…というところで、不在着信に気づく
恐る恐る確認すると、案の定、預かり先からだった

すぐさまかけ直すと、
「お熱なのでお迎えにきてください」
…!
いよいよ噂の洗礼か。。

ソワソワしながらも友人に事情を話し、お礼もそこそこに踵を返すことに
手土産に持ち寄ったパンたちを、丁寧に半分こして持たせてくれた
せっかくのパン祭り、いっしょに味わうことが叶わず残念無念。。

見送ってくれたときの彼女の笑顔ややさしさを原動力に、道を急ぐ
滞在先から駅、ホーム、乗り換え、ホーム、二度目の乗り換え、最寄駅の改札から預かり先に至るまで、可能な限り走った
空腹に加え、施術後でめぐりがよくなっていたこと、さらには久しく激しい運動をしていなかったから、内臓に響いた
それでも、とにかく1秒でも早くと努めるしかない

息も絶え絶えに、なんとかたどり着いた
「本人は元気そうなんですけどね」という先生のことばにすこし安堵しつつ、どこで療養しているのだろうと心配しながらお部屋に入ってみると、なんとお友だちと遊んでいるではないか
目があったにもかかわらず駆け寄ってくるわけでもなく、「あぁ、来たのね」くらいの温度感で、遊び続けている

なんだか気が抜けちゃった…!

とはいえ、おでこを触ると熱い
もうひとりの先生が、「お電話のあとにもう一度測ったら、38.6°でしたよ」と報告してくれた
めったに熱を出さない子の、史上最高体温だ
これはもう、いち早く戻っておとなしく過ごそうと帰路についた

なんとか帰宅したところでお熱を測ってみると、なんと平熱を記録する
おかしいな…
何度か測り直すも、どんなに高くとも37.0°だぞ?

あぁそうか
きっとさみしくって発熱したのかもしれないな
あるいは、母であるわたしのめぐりがよくなったから、子もつられて放出なり浄化を促されたのかもね
きょうもきょうとて、”母と子はつながっている説”を実感する

帰宅後はおやつを食べ、ひとしきり遊んだのち、ちょっとぐずったので早めのお風呂
それから夕飯を食べている途中で眠りこけてしまった

ちいさい身体でよくがんばった
ほんとうにお疲れさま
たっぷりやすんでね

こうしてめぐりよくしてもらったんだから、今宵はきっとぐっすりだろう
おやすみなさい、坊や
おやすみなさい、わたし


気に留め、目を通していただきありがとうございます 記事から得たエネルギーを、なにかしらの糧としていただけたらうれしいです もしよろしかったら、お気持ちに応じたサポートとしてお返しいただけたらしあわせに思います さらなる活動の原動力としてめぐらせてもらいますね