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20230917
野草を炒るというのは、はじめての体験だった
それぞれのいのちがはらむもの、そしてわたしのエネルギーとが混じりあっていく
ほんのりあたたかくて気持ちがいい
じきいい香りがただよってきて、空間を満たしていく
ぬくぬくした心地になり、ゆるりとほぐれてきた
そこにいたひとたちが素手で炒ったから、そのぶんいろんな波動がないまぜになり、滋味のあるお茶になった
一煎めはほのかに薫る
二煎め、三煎めとなるにつれて、次第にまろやかに甘みが出てきた
それぞれのおいしさを味わう
現代人はみな、多かれ少なかれ目まぐるしく生きている
動き続けた気忙しさをひきずって眠り、そのまま朝を迎え、切り替えるひまもなく続いていく
「スマートフォンをさわる時間を30分縮めたりして、無理にでもこうした時間をつくったほうがいい」
焙煎を促してくださった方がおっしゃった
ほんとうにそうだと思う
いまのわたしには、なかなかそうした時間がない
そんなひとときなど、まさかつくれないとすら決め込んでいた
けれど、きっとできる
いや、そうしたいなら、そうしていかなきゃなんだ
想っているというのがはじまりになるとはいえ、それだけでは何も変わらない
具体的な行動が伴ってはじめて、できないの一線を超え、向こう側のできるにたどり着く
ほぐしていこう
誰かの手を借りるのもいいけれど、まずは自分でやってみる
それにしても、きょうもきょうとて、セルフケアの大切さをひしひしと感じた
自分におてあて、万能で代えがたい宝だな
気に留め、目を通していただきありがとうございます 記事から得たエネルギーを、なにかしらの糧としていただけたらうれしいです もしよろしかったら、お気持ちに応じたサポートとしてお返しいただけたらしあわせに思います さらなる活動の原動力としてめぐらせてもらいますね