20230815

きょうは明け方まで眠れた
起きるとまだまだ満天の星たちの時間だった
オリオン座が見えはじめたから、もう秋の入口なんだなぁとしみじみ

じきに薄明るくなってきて、家族たちも起き出してきた
図らずもみんなで早起きしちゃったね

朝にお腹がすくのって健康的でいいな
ご用意いただいたパンで腹ごしらえしてから散歩に出る
旅のなかでもいつもの習慣があるとどことなくととのい、安心するものだ
住まうところとは異なる土地を歩き、景色も体感もひと味違うのがなんだか新鮮で心地よい

おみやげを買ってからお宿に戻り、次は近場の海へ
子にとっては何度かみたり足で触れたりした経験はあるものの、身体ごと浸かるのははじめてのこと
ふだんは滅多なことでは泣かない肝の据わった子が大泣きしていて、なんだかこちらもソワソワしてしまうのと、やはり海は壮大で畏怖を携えているものなのだなぁと実感するのとで気忙しかった
最後にはケロっとしてたので、こちらもまた「少々無茶させてしまったけどこれもまたよし」と思えるまでには居直れていた
わたしは膝下までだったので、やっぱりいっしょに浸かればよかったなぁ
とは言いながらも、すっかり放電されて、とびきりのアーシングになった
足も心もよろこんでいたのがわかる

子も親もびっしょびしょなので、一旦着替えと小休止
次はお昼ごはんへ
この土地のおかあさんがつくるお野菜が中心のお惣菜が並ぶ日替わりごはんに舌鼓を打つ

お腹が満たされたところで、ちいさな岳の展望所へ
あたり一面、海も街も見渡せる絶景についついときを忘れてたたずんでしまった
こんなときに限って子は抱かれながら午睡、目覚める気配もない
このすがすがしい風とすばらしい景観、起きながら感じさせてやりたかったなぁ

帰り道に買い出しがてらおやつを食べて帰宅
夕暮れどきからはお外でごはん
西陽が樹々をより鮮明に映すようすに心洗われているうちにすこしずつ暮れていき、気づけば星空に変わっていた
雄大な天体ショーをたのしみながらの地物のごはん、ほんとうにおいしかったなぁ

お宿主さんたちともたっぷりとお話できて、心も満ち足りた日でした

はやくも帰りたくなくなっている