20240829

うすぐもりの朝
ほんのわずかに陽が感じられ、もくもくとした雲の陰影を際立たせていた
絶妙なさじ加減で生まれる光景、うつくしかったなぁ
曇天には曇天のよさがある

依然として湿度はものすごいけれど、猛暑の盛りは超えたようで、いささか過ごしやすくなってきた

今朝は自転車で森へ
早くも落葉が進んでいるようで、お砂場にも落ち葉の来訪も多くなっていた
いつものごとくスコップ片手に遊んでいると、なんとお砂場のなかにちいさな双葉が生えているのを発見した
一般的な児童遊園のお砂場よりも土が混じっているからなのかな
繰り返し掘り起こされては山になって谷になってと、開墾が著しいはずなのに、そこに芽を出すだなんてたくましい
ささやかな対面にうれしくなる

坊やのほかには保育園の団体さん、自宅保育の親子さんのグループなど、いろんな子たちがやってきていた
久しぶりに思い切り身体を動かして遊べているんだろうなというのがみてとれた
みんな、この夏をよく乗り切っているね
エネルギッシュなお年頃、さぞかしお外で遊び倒したかったことだろう
ようやく時期がやってきてよかったよかった

それなりに混雑してきたのと、帰りどきの区切りがつきそうにもなかったので、半ば大きな声で泣く子を自転車に乗せて、すぐ近くの児童公園へ移動した

ちいさい子向けの遊具があるその公園
噂はかねがね、幾度か目の前を通ることもあったけれど、遊びにきたのははじめてのこと
コンパクトで複合的な遊具に、こじんまりとしたお砂場、それに足を入れるタイプのブランコがあった

そういえば、これまで従来型のブランコに乗ったことはあったけれど、安全上母子いっしょに座って漕いでいた
足を入れるタイプだと支えなくともひとりで乗り込めるから、こちらも安心して乗せてやることができる
これがいまの坊やにはぴったりだったようだ

最初は様子見で加減しつつ背中を押してやるとたのしそうにしていたので、少しずつ速度を増したら、キャッキャ歓声をあげながら満面の笑みで満喫していた
ちょっとしたスリルがたのしいのは、おとなでもこどももおんなじなんだね

午後には雨予報がでていた
降られる前に買い出しを済ませて帰ろう

おおきなハイライトこそなけれども、概ねほがらかで、いい午前中になりました