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20231104

季節はずれの気候が続いている
連日、夏日に迫る勢いで、最高気温20°台前半をはじき出している
去年の今頃は、すでに薄手のアウターを羽織って出かけていたような気がするのだけれど

先日畑に行った際に、スタッフの方もこの気候がいま育てている冬のお野菜に影響しないかと心配していた
夏の猛暑を喰らって、にんじんとか不作だったもんね
これから育とうとしている若芽や苗はまだまだか弱いから、どうなることやら
過保護にならない程度にお水をやり、頃合いを見計らって追肥しながら、ただその生命力を信じて祈るのみ
きっとおいしく育ちますように

こんなふうににんげんだけでなく、植物にも動物にも、きっと虫たちにも余波がいっている
いまだに蚊に刺されるし

秋はお洋服や服飾小物の選択肢も豊かで、それをたのしみに過ごせるいい季節
日によって気温や空模様、ひかりの具合が変わるから、それに応じて薄手のものを選んだり、ちょっとあたたかいものを取り入れたり
素材やアイテムのミックスを味わえるのも醍醐味なんだよね
今年はそれがなかなか進まない
15年くらい前には、10月末の段階ですでに手袋を引っ張り出していた気がするんだけどね

それにしても、四季はどこへ行ったものか
もはや体感的には二季くらいに感じる

きょうの新聞の夕刊で、酉の市にまつわる記事をみつけた
熊手のつくり手さんがいよいよ佳境を迎えているらしい
そのころにはもう、からっ風に身を縮めて境内を練り歩くようになるのかしら
いまの段階では、その風情さえ想像がつかないな

こんなときにはまず味覚から
たっぷり旬を味わおう
栗やかぼちゃ、さつまいもや里芋
このあたりはもう出回っているけれど、やっぱりおいしいね
実際の青果も去ることながら、おやつのフレーバーでもつい手を伸ばしてしまう

そして食べすぎたときには、ようやく黄に紅(あか)にと染まりはじめた樹々を愛でに、澄みわたる青空の広がるお外へと繰り出そう

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