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20230927

きのうの日記でも触れた雑誌・母の友について、もうすこし書き留めておきたい

友人から紹介してもらった2023年9月号は、創刊70周年記念特集『母もみんなも息がしやすい世界』だった

これまでに制作関係者から幾度かいただくことはあったものの、母となってからはじめて手元に迎え入れたのはこの号だった

巻頭のことばの端々に、”誰をも取りこぼさないように”という心意気が滲み出ている

(前略)
そうした時代に起因するしんどさは、個人では減らすことが難しいように思います。社会全体の変化が必要です。とはいえ、母のしんどさが別の誰かにそのまま渡されるだけでは、世を覆う息苦しさは消えない気もします。ではどうしたら。そう簡単に答えがでることではありませんが、それでも、今月は「母もみんなも気がしやすい世界」について思いをめぐらしてみたいと思います。

母の友 2023年9月号より抜粋

実際に自分が母親になってみえた景色がある
実体験により痛感したこともあれば、同志の姿がより鮮明にみえるようになって気づいたこともある
仮に体験せずとも想像力で補えたこともあるだろうし、当事者にならないと踏み込めない領域があることも心得た

それにしても、窒息しそうな想いをして、子のお世話に奔走しているひとの多いこと、多いこと
程度に多少の差はあれど、子と母を取り巻く周りのひとたちだってきっと、別の視点から葛藤を抱えているのだろうと想像がつく
たとえそうした環境にはいなくとも、おなじようにこの世界を生きるあらゆるひとたちもみな、多かれ少なかれおなじように、なにかしらしんどい想いをしているのではないだろうか

しんどいときにしんどいと言うこと
勇気の要ることだと思う
言っても無駄だと諦念が先に立つほど、追い詰められているのかもしれない
それでも、内側に籠ったままの状態で抱えていては、いつか爆発してしまう

誰かに話す
紙に書き出す
デバイスのメモに書き起こす
叫ぶ
なんでもいいと思う
おもてに出す、吐き出す方法をいくつか持っていたいものだ

母の友がおっしゃるように、きょう1日では緒(いとぐち)を見い出すことは難しい
だからこれからもずっと、問い続けていきたい
誰かと話したり、自問自答したり、文献を読ませてもらったり
いろんなやりかたでね


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