20240216
どうしても森に行きたくなって、わずかの時間をみつけて散歩に出た
風が強かったけれど、そのぶん空気が入れ替わっていくような気がした
高くそびえる樹々のすきまから見える青空があまりにきれいで、澄み渡る心地がした
そうか、わたしらこれがみたかったんだろうな
そう思えた
とうとう河津桜が満開になっていた
ソメイヨシノのほのかな色合いよりも、より軽快で存在感のある桜色
みているだけで元気になる
坊やも目を輝かせながら見上げて喜んでいた
“中庸”についての智慧を授かる日
それは、振り子の揺れが収まったときのように、両極の間、まんなかにあるような気がしていた
けれどそれはちょっと違うらしい
過剰なところがあれば削ぎ落とす
不足しているところがあれば補う
そうやって、過不足を細やかに察して調整を重ねながら、本来の自分をかたどっていく
という感覚に近いみたいだ
まだ咀嚼できていないから、これはあくまで備忘録として記しておく
時間をかけてきちんと腑に落ちるところまでいきたい
それにしても、ゼロ⇔100でものごとを捉えてしまう極端さがあるのよね
白黒はっきりつけないと気がすまないというか
そんなんだから、正義感みたいなものに勝手にがんじがらめになって自ら溺れてしまうみたいに苦しむことも多い
ほんものを求める終わりなき旅みたいになってしまっている
おなじ杓子定規ならば、“ちょうどいい”という意味での適当さ、ほどよい加減を持ち合わせたいものだよね
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