20231126

友人が東京に来るたび、身体を診てもらっている
再会のよろこびと、安心して身を委ねられる心地よさとが重なる、大切な時間
帰りがけに次回の約束をして以来、待ち遠しく過ごしていた

前回は真夏の盛り、猛暑のなか汗ばみながら向かった
今朝はなかなかの冷え込みだったから、防寒をしっかりして出かける
夏には日よけに手放せなかった日傘、きょうはつめたい雨をしのぐための傘として活躍してくれた
晴雨兼用ゆえ、ことあるごとに登場してくれる頼もしい存在
3ヶ月ほど経つと、季節もぐっと進むものだね

到着し、まもなく施術がはじまる

どうやらわたしは、怒りを抱えていたようだ
意識のうえに顕在化してこそいなかったけれど、ささいな憤りが内部では噴出してたことに気づく
驚きもあれど、やはりそうか…と腑に落ちる
しょっぱなでのお見通し、お見事…！

それから、自己主張はあれど頑固になってるかもというお見立てにも納得した
まっすぐであろうとすると、つい硬くなって内心気疲れしてしまうこともあるくらいだからね
そしてそのことすら自覚がなかったりして
意思を貫くのはいいとして、折れない曲げないだけでなく、もっと柔軟に、しなやかでありたいものだなぁ

いつもながら、さまざまなことを話しながら診てもらう
読んだ本のこと、旅先での出逢い、日々のいとなみのなかで感じたこと、最近の出来事についてなど

わたしに関しては、この秋に経験したあれこれから多くの糧を得たよと話すと、感心の反応が返ってきた
自分にとってはごく自然なことだったけれど、周りからみるとそんなふうに映るのだね
これでよかったんだなって思えて、なんだかうれしくなった

心身ともに自分では届かないところに手をかけてもらい、よりほがらかにめぐるようになった

短いあいだで、いろんなことを交歓したな

また来訪の折にもぜひお願いしたいなと、次回の予定を訊ねると、来年の晩冬くらいになりそうとのこと
暦のうえではもう春を迎えているころ
お互い、どんなふうになってるかね
想像するだけでワクワクする