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20230813

エーリッヒ・フロムの『愛するということ』を読み直している

以前読んでから数年
そのあいだに起こったあらゆる出来事を経て、わたしの置かれた状況や心境もおおいに変化した
だからなのか、当時感じ入ったことだけはよく憶えているけれど、案外その内容のこまかい部分については曖昧だったりする
すっかり記憶から抜け落ちているのか、はたまた受け取ってはいたものの砂時計のごとくすり抜けてしまっただけなのか
いまになって腹落ちすることが多いのもおもしろい
壮大なる答え合わせのような気もするし、新鮮な心地で感銘を受けながら読み進められることもうれしい

「まだまだ積読がたくさんあるのに、再読するなんて優雅なものだなぁ」
なんて少々自嘲気味になる一方で、
「そうは言っても、いま、この本が読みたいのだからいいんだよ」
とも居直ったりして

どんな経緯があろうとも、この瞬間にわきあがった”読みたい”という欲求に忠実にあれるなら、それがいちばんまっすぐで、すなおでいい

食べ物に限らず、あらゆるものごとはそのときどきの瞬間を、すなわち”旬”を、味わうのがいいなぁ
そんなことを思ったのでした

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