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ソーホースブラケットとツーバイ材で馬(作業台)を作ってみた~【手順と材料まとめ】


ソーホースブラケットとツーバイフォー(2×4)材を使って馬(作業台)を製作してみました。組み立て&作り方と、使用する材料、価格などをレポートします。


以前、タイニーハウスのセルフビルドを始めるために「馬(作業台)」を6脚作りました。しかし、鉄骨や柱材など、予想以上にスペースを取ってしまい、急遽、更に4脚ほど馬が必要になりました。


そこで、新たに馬を製作しました。
以前作った本格的な馬ではなく、今回は、時間短縮のために
ソーホースブラケットとツーバイ材を使用したものを作ってみました。


ソーホースブラケット&ツーバイ材の馬は、非常に簡単に作れてしまい、驚きました。2〜3時間(慣れている人なら30分でもできるかも)ですぐに完成、その日から使える手軽さでした。


ソーホースブラケットを使ったツーバイ材の馬の作り方


馬(ソーホース)を作るために必要な材料・素材はこちらです。馬を使用するには最低2脚が必要になりますので、2脚分の材料をまとめました。


用意するもの~(2脚分)


ソーホースブラケット(2個入り×2コ)


まずはソーホースブラケットとよばれる部品です。

今回はアメリカのFULTON(フルトン)社という所の製品(MODEL300)を使いました。400ポンド、約181キログラムの耐荷重があります。

ツーバイ材をジョイントしてくれる接合金具です。


モデル400という型もありました。こちらの方が若干リーズナブル?


1箱に2つ入っていますので、2脚作るには、合計4つ。つまり2箱必要になります。


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こんな箱に入っていました。


モデル300 の方だとAmazonで2箱セット(計4つ)で3,300円というのがありました。モデル400だと2箱セットで1,700円前後でした。

モデル300の方が耐荷重が高いです。私の場合はかなり重いものを載せるので300の方を選びました。


コーススレッド 3.8(or3.3)×32ミリ 計24本


取り外したい場合を考えて釘ではなくコースレッドを選択

釘で打ってもOKですが、取り外しが出来た方が便利だろうという事で、今回はコーススレッドを選びました。

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長さは、42ミリのものと迷いましたが、ツーバイ材の厚みが38ミリなので、先が飛び出さない様に32ミリをチョイスしました。


Amazonだと35ミリのものがあったのでこれもいいかもしれません。


ツーバイフォー材(2×4材)

ツーバイフォー材は、脚となる部分が合計8本、同じ長さで必要です。
そして「馬の背」になる部分が合計2本要ります。

私は馬の脚の長さを60センチ、馬の背を90センチで作りました。ここはひとそれぞれ目的に合わせて自由にカスタマイズできる部分ですね。


私の場合では、ツーバイ材は、6フィート(約182センチ)のものが、4本必要になりました。すると、約60センチ強の端材が出る計算になります。

端材を出さないようにするためには、10フィート(約304センチ)1本と、6フィート(約182センチ)が2本という組み合わせが良さそうです。

うっかり6フィート4本買って、60センチ余らせてしまいました・・・。

ツーバイ材はホームセンターで購入して、寸法通りにカットしてもらいました。

私は、ホームセンターで6フィート1本360円×4本=1440円で購入しました。ただ、このお店は、カットが有料なので、別途加工代として、180円かかりました。

この日は、軽自動車で、仕事帰りに寄ったため、カットしてもらわないと持ち帰る事が出来ませんでした。軽トラなどで自分で持ち帰ればカット代はタダになります。

馬2脚分の合計金額5000円〜6000円

ソーホース2脚を製作するのにかかる費用は、合計約5000円〜6000円の間になりそうです。

ツーバイフォー材やソーホースブラケットは輸入品なので、その時々の為替相場によって、若干金額が変わります。


私が以前作った時はたまたまツーバイ材やソーホースブラケットが安く手に入ったので、5000円を切る価格でできました。

ですので、上記金額は、おおよその目安と考えて頂ければと思います。

※今回は、ソーホース2脚の費用だけを出しました。
この上に合板などを敷いて、テーブル型の作業台として使用する場合は、これにプラス、天板として使う合板等の費用がかかります。


作り方・組立の手順

作り方は至って簡単です。

1.防腐のための塗装


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屋内でインテリア目的の使用ならば必要ないです。私は野外でタフな使用環境となるので防腐塗装をしました。


2.脚部分の組立


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脚にする2バイ材をソーホースブラケットにはめ込みます。


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脚を広げるとこんな感じになります。

写真、丸の部分にコーススレッドを打って固定します。裏側にも同じように穴が開いていますのでそちらも固定します。


下穴を開ける


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僕はこの時、インパクトドライバーを持っていなかったので、まずはドリルで下穴をあけました。下穴はコースレッドの径よりも小さくあけます。


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ドライバーを使ってコーススレッドをねじ込みます。

この脚の部分を2つ作ります。


馬の背の部分を乗せて固定する

つづいて、馬の背の部分を取り付けます。
脚を広げてやり、「馬の背」となる部分、90センチのツーバイ材を乗せます。

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もう完成形が見えて来ました。


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写真の部分をコースレッドで留めていきます。
裏側も含めて8か所あります。


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ドリルで下穴をあけて、ドライバーでコースレッドを締めます。


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これで完成です。

塗装がなければ30分〜1時間もあれば作れてしまいます。ソーホースは仕組みがシンプルなので組み立てで迷う事はほぼないです。

とっても簡単。丁寧にやれば誰でも作ることができます。


このソーホースブラケットを使ったソーホース、最大の利点は、「折りたためる事」です。コーススレッドを片側だけ(2 × 2 の4か所)外してやるとコンパクトに足を閉じてしまって置けます。

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完成したソーホースの作業台で、木材の印つけ(墨入れ)をしている様子です。ちょっと事情があり、わざわざ狭い家の中に木材を持ち込んで作業していました・笑

作業用だけではなく、ソーホースに天板を乗せたテーブルやカウンターも作ってみたいものです。

アイデア次第で色々と使えそうなアイテムです。

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