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海外挙式の進め方

Boyaです!

今回はコロナショックで皆んなの気持ちが下がっているからこそ、将来結婚を考えている方々がこれから先明るい結婚式を挙げる計画を立てて欲しいなと思い、僕が経験してきた海外挙式についてご紹介したいなと思います。

僕は去年にイタリアフィレンツェで挙式を上げてきました。5月には日本橋で帰国後パーティをしました。イタリアでの挙式はやって本当によかったと思っています。

世の中が落ち着いてきたら是非フィレンツェでの挙式も考えてください。また、イタリアだけでなく様々なところで挙式を挙げることができます。今回ご紹介する内容は他の国でも参考になると思いますので是非ご一読いただけたら幸いです。

それでは行ってみましょう!

まず、ブライダル会社を決めてから結婚式の準備は一年ぐらいを目安に考えておくとゆとりをもって準備ができます。

どんな些細なことでも気になったことは必ずブライダルプランナーに確認しましょう。自他尊重しながら意見を伝えることが大切です。

海外挙式の流れとしては以下の通りです。
・自分達の条件整理
・ブライダル会社選定
・挙式会場決め
・衣装・小物決め
・オプション決め
・旅行プラン決め
・最終確認
・挙式
・帰国後写真選定

では、一つ一つのトピックをもう少し詳細に説明します。

1.自分達の条件を整理する

自分たちが譲れない条件をしっかり整理して優先順位をつけるとブレずに判断することができます。

僕達の場合は以下の通りです。

海外挙式なら2人だけで良い
渡航先はヨーロッパが良い
天井の高いチャペルが良い
新婚旅行込みで200万円未満にしたい
長いドレスが良い
行ったことのない国が良い
行ったことのない国ならば添乗員付きのツアーが良い
ブライダル会社を選定する際の判断基準にもなりますのでしっかり整理することが大切です。

2.ブライダル会社を選定する

非常に重要な工程です。ブライダル会社さんによっては一人の担当者が通して担当してくれるのかもしれませんが、恐らく役割分けされて複数人の担当者がつくことになのではないでしょうか。

会場選択をサポートする担当
衣装・小物をサポートする担当
映像などのオプションをサポートする担当
最終確認・支払いをサポートする担当
現地の挙式の司会進行の担当

担当者が複数名いるので、ミスコミュニケーションは起きやすいです。そのため、最も重要なのは明確かつ具体的にこちらが要望を伝えられるかが重要です。伝えやすく信頼関係を築きやすいかどうかで判断すると良いでしょう。

実際に挙式をするのは外国であり、現地法人の方々が進行させていくことを忘れないでください。

僕達の場合はワタベウェディングを選びました。

非常にわかりやすい説明と予算とのマッチング、イタリアフィレンツェに現地法人があったこと、またJTBのツアーに挙式を入れてしまうことができるというアイディアを聞けたのは大きかったです。

ご参考までにワタベウェディングへのリンクを貼っておきます。

ワタベウェディング

3.挙式会場を決める

行きたい国のどのチャペルにするかを選びます。

リーガルウェディングかブレッシングウェディングかによってもチャペル選びにも影響します。以下にそれぞれの意味をまとめました。

リーガルウェディング
婚姻によって法的効力のある挙式です。現地の法律に基づいて挙式することで、日本人でもその国での婚姻が認められます。
用意する書類は・・・
 戸籍謄本
 婚姻要件具備証明書(挙式する国によって必要)
ブレッシングウェディング
キリスト教の教えにもとづいて、夫婦になったふたりを祝福するセレモニーという意味合いがあります。「既婚の人」が対象で、独身の人は挙げられません。そのため、日本で入籍を済ませ、婚姻届を出したら、「婚姻届受理証明書」を発行してもらい、現地法人にコピーを送る必要があります。
参考情報:結婚STYLE Magazine

僕達はブレッシングウェディングを選びました。挙式日の2ヶ月前ぐらいまでに婚姻届受理証明書のコピーに氏名や住所にローマ字でフリガナを書いて提出する必要がありました。

そのため、入籍日は式場によって大きく異なるため、事情に合わせてブライダル会社と密に相談してください。

4.衣装・小物決め

記念や思い出に残るものであり、更に自身のセンスが前面にでる部分であるため、自己満足だけに陥らないように真剣に選ぶことで達成感のある挙式にすることができます。

写真や動画を見る方々や海外まで挙式に参列してくださる方々も素敵だと思えるように客観的に自身を見つめることで、衣装担当のプロの方からも客観的な意見を引き出すことができます。客観的意見を受け入れる器とブレない信念を持っていることが大切です。

また、僕達も説明されて初めて知ったことですが、現地で衣装をレンタルしない限りは衣装は持参です。

現地で衣装をレンタルすることもできますが、事前に当日着るドレスを試着できないのと選べるドレスが限られてしまいます。

私達は衣装に拘りがあったのと帰国後パーティとして1.5次会で2回目を着る予定があったため購入しました。

参考までにスーツケースの上に乗せた状態のドレスを入れたバックです。大きいドレスがこの中に入ってます。新郎のタキシードは持ち運び用のスーツカバーです。

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5.オプションを決める

装花や演出、映像などのオプションを決めていきます。どんな挙式にしたいかと予算感に合わせて十分に考えてください。

僕達は特別な演出はせず、装花は白をベースに教会とドレスの雰囲気を引き立てたく白のみ、動画は編集を入れずに全時間収録、写真はワンランク上を選択しました。

6.旅行プランを決める

僕達はイタリアにいくことは初めてで、しかも治安的に大丈夫なのか心配ということも先入観としてあったのでどうしても添乗員付きのツアーが良いと考えてました。(結論としては治安は良くてイタリア人はとても優しかった!)
しかし、海外婚は個人旅行でしかやれないのではないかと当初は思い込んでおりました。

ところが、ワタベウェディングのプランナーさんと相談したところ、挙式当日は別行動すると申請し、1日キャンセル(キャンセルによる返金は無し)をしてから、翌日合流することがJTBやHISなどのツアープランでできるツアーがあると聞きました。

但し、条件があります。

挙式をする街に2日間滞在するツアー
そのツアーは一旦ツアーから離脱して合流することを許可していること
僕達の場合はフィレンツェに2日間滞在かつ、フィレンツェ市内を挙式後自由行動するつもりだったので、宿泊ホテルはフィレンツェの街の中のホテルにしました。

JTB旅物語など格安ツアーだと1日キャンセルができないため、旅行会社と密に相談して選ぶようにして下さい。

今回僕達はLook JTBが最も条件にマッチするツアーがあったので選びましたが、HISなども様々なプランがあるため、各社から最も自分達が適しているツアーを選ぶことをオススメします。

ツアーにもよると思いますが、スケジュールはとてもハードな上に挙式をするのでハードです。ゆっくりしたいという方は個人旅行をオススメします。

7.最終確認

最終確認は挙式当日の2ヶ月前ぐらいまでに完了します。その後、請求書が届き挙式前に全額支払う必要があります。

結婚式は信念を持っていないと夢を盛り込みすぎてしまうため、当初見積もっていた予算より大幅に越えてしまいます。

とはいえ、予算に拘りすぎて夢も達成感も何もない、なんとなく海外で挙式しましたというような結婚式にしてしまうには悲しいです。

最初の「1.自分達の条件を整理する」で信念をしっかり持っていることが最終確認の段階で悩むかどうか別れ道になると私は思います。

8.挙式

挙式当日も朝からバタバタします。ドレスのシワは現地スタッフがアイロンをしてくれます。

5分ぐらい進行を説明されます。歩き方の練習も5分ぐらい。すぐに本場です。失敗しても映像撮影は全く止まりません。

私は英語を間違えてしまうという伝説を残してきました(笑)

ワタベウェディングは現地スタッフが在住の日本人の方なのでかなり安心できました。このスタッフとはこの短い時間でしたが様々な会話でき、今でも友人として関係を継続しています。

9.帰国後写真を決める

帰国後に挙式の写真をウェディング会社のウェブに用意されたサイトにログインして写真を選択します。

1ヶ月ほどで写真や動画は送られてきます。また、ドレスのクリーニングを帰国した時の空港で注文してる方はドレスが1ヶ月後ほどで戻ってきます。

まとめ

かなり長文になってしまいました。しっかり整理することで海外挙式も身近なものになっております。ウェディング会社と信頼関係を築き、様々なプランを組み立てていくことができますので、密に相談することをオススメします。

僕たちは海外挙式とツアーを組み合わせてハードスケジュールで回ることができました。初めてのイタリア旅行を十分に観光名所を回ることができつつ、挙式をあげることができたのはなかなか話題になりました。

周囲がなかなかできないことをやれた達成感もあります。更に200万円以内で新婚旅行もできたというのはコスト的にも国内挙式で人を呼んでやるのとあまり変わりない費用感で出来たのも大きかったです。

理想を詰め込みすぎると海外挙式はあっさり国内でやるよりも遥かに超過してしまいますが、しっかりと整理して選択していくと現実的な費用感に落とし込むことができます。

今回僕たちはドレスやタキシードを買った費用です。この部分を縮小することもできました。僕たちは帰国後パーティで衣装を着ることも考えていたので購入しました。

最後に僕は結婚式は絶対やった方が良いと考えています。結婚式は大きなプロジェクトであり、仕事とは別枠で準備しなければならない大変さがあります。このプロジェクトを通して、本人たちがいっぱいいっぱいになった時の状態や思考の癖が明確になります。相手のことをよく知り、お互いにこれから共に生活していく上で、どう配慮していくことでお互いに生きやすく状況や環境を作っていくことができるかということを知ることができる機会です。当然、良いことばかりではないです。僕達もいっぱい会話をして意見交換をして整理してきました。

僕が生活保護から卒業して1年後の話だったので、経済的な見通しも含めて前向きなことも後ろ向きなこともある中で思い切って計画しました。結果として、本当にやってよかったと思っています。色々な意味で僕も妻も成長することができ、どんなに大変でも僕達はしっかり計画して前に進めることができるという自信になりました。

相手の悪いところも見えてしまうと思いますが、そこを見て嫌だと思うのではなく、ご自身が認めた人にどんな思考の癖があり、どうすれば生き生きとするのか、自分がどのように立ち振る舞えば良いのか、自分が頑張りすぎずに過ごすにはどうすれば良いのかをしっかりと内観することができるので是非自分と相手とに向き合う機会だと思って挑戦して貰えばなと思います。

世の中が本当に後ろ向きになっているからこそ、これから結婚を考えている人、挙式をあげようと思っている方々が幸せな挙式を思い描いて現実化していってもらえたらなと思います。

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