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20作品がアカウント開設10時間で完売した無名NFTクリエイターの備忘録

はじめまして!
私はTiny Dino ClubというNFTを運営しているクリエイターです!

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私は9月17日から9月20日までの4日間、NFTを通じて幸せな出来事を経験しました。この記事ではその経緯と、NFTに取り組むにあたって考えた事を共有させていただきます!

この記事が少しでも、これからNFTを初めようと考えている方のタメになり、日本のNFT市場がもっと盛り上がる事を願っています。


NFTを始める


9/17日金曜日の夜、Tiny Dino Clubという名前で20頭の小さな恐竜のドット絵をリリースしました。


その全てが9/18日の明朝には完売。
その後、新たな恐竜を3日間に渡りリリース。
大変ありがたい事に、全50頭の新たな恐竜達は
9/20までの間に49頭が売り切れとなりました。

何故売り切れたのか、その経緯につきましてはNFT情報コレクターmiinさんにご紹介いただいております。よろしければこちらの記事をご覧ください!


②何故NFTを初めたのか


端的に言ってしまえば、情報をインプットするためです。

2013年、チャンネル登録者数が30万人に満たないHIKAKINさんは、今では1000万人の登録者に支えられていて、1ビットコインの価格は当時10万円ほどでしたが、今では500万円以上です。

勿論運や実力に左右される側面もありますが、情報をインプットして行動に移し、それが継続出来ていれば今頃私は。と考える事がしばしばあります。情報のインプットが遅れればそれだけ機会損失になる事を感じた2021年でした。

NFTという言葉を知ったのはつい最近のこと、私のような一般人が参入するにはもう遅いくらいではありましたが、日本のNFT市場はまだ未発達であると感じ、即行動に移しました。


③コンセプト決めや題材の決定


まず、既に高騰しているNFTを徹底的に調べ、どんな作品を制作するかを考えました。コンセプトや目標、伝えたい事が無い作品では制作を続けることは難しく、価値に繋がることはもっと難しいです。なので、以下のような軸を考慮して制作の題材を選びました。

・何を制作し、出品するのか
→自分で一定のクオリティを保つ事が出来るドット絵
(私は一般企業デザイナーをしているため、ある程度の技術と知識がありました。)

・自分が本当に好きなモチーフ
→長い期間制作する上では「やりたく無い事」は徹底的に避けた方が良い。昔からずっと大好きな恐竜をモチーフとして選んだ。

・NFTとして手に取りやすいもの
→既にドット絵のNFT自体人気があり、購入した後の姿が想像しやすい。(アイコンやスマートウォッチへの反映など) そのため、購入ハードルは低そう。

・作品を通じて何を伝えるのか
→自分は多様性の認められる世界を望んでいる。様々な個性を持った恐竜を生み出せば、多様性がある事の素晴らしさをポジティブな印象で伝える事ができそう。

その結果、ドット絵で制作した小さな恐竜達
Tiny Dino Club が生まれました。


④"NFTアート"に感じた違和感

日本のNFT界隈のTwitterを見ていて、一つの違和感を感じました。それはNFT=NFTアートとして語られている事です。

NFTは必ずしもアートである必要はなく、様々なものに価値がつき、多様な経済を築ける事がメリットです。にも関わらず自分の作品を"アート"としてカテゴライズしてしまうと発信と制作の幅は狭まり、人によってはその人が持つ背景と作品のギャップが生まれてしまうと感じました。

つまり私の場合、アーティストでは無いにも関わらず、"自称アーティスト"を名乗らなければいけなくなります。そこで私は、自分の立ち位置を、 NFTアーティストではなく、あくまでTinyDinoClubを運営するNFTクリエイターだと位置付けました。

この位置付けにより、私はそもそもアーティストでは無い。という背景とのギャップを無くし、制作に対する心的な負担が無くなったと感じています。


⑤Twitterでの発信方法

ここはかなり手探りでした。

海外に比べ、日本の方が市場が小さいことは分かっていたのでなるべく英語での発信を試みていたのですが、図らずも沢山反応をいただけたツイートは日本語のツイートでした。(これに関してはマジで運だと思います。ありがとうございます。)

また、なるべく目に止まるキャッチーな画像を作るべく、ツイートに添付する画像にはこだわっています。フォントで世界観を出す等々...一応デザイナーなので...

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⑥3日間で2.4ethの取引が発生


現状70の作品を出品し、48名のオーナーの方々、計2.4ethの取引、となっております!

皆様のイイネやRT、ご購入や二次販売、さまざまなサポートのおかげでここまで来る事ができました。

心の底から、本当にありがとうございます。

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⑦最後に 作品を通して伝えたい"多様性"

私は利益なんて必要ない、と言えるほど聖人ではありません。しかし、利益と同じくらい伝えたい事を大事にしています。

「NFTを初める前にしたこと」でも述べましたが、TinyDinoClubを通じて、多様性のある考え方が広まる事を願っています。

TinyDino達がどんな色・形をしていても、それぞれに価値があるように、多様性を持った皆が、それぞれの自分を受け入れることが出来る・認められる世界になると信じています。

そして皆さまにご購入いただいた以上、皆様の持つTinyDinoの価値を上げる事が今私に出来る恩返しです。現状に満足せず、様々な人と関わり合いながらもっと面白い事が出来ればと考えております。

これからNFTを初める方々にとって、この記事が何かのお役に立てれば幸いです!

これからも何卒、応援よろしくお願いいたします!!

https://opensea.io/collection/tiny-dino-club

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