#田んカフェ11 小屋を決めました!
こんにちは!
このnoteは、那須の稲作農家が「田んぼの真ん中でカフェ」を開くまでの道のりを描いたものです。
前回は、リノベーション予定だった小屋を、父に壊せ!と言われてしまったお話しでした。。
今回は、その小屋を壊して、新しい小屋を決めたお話しです!
まずは、速攻で壊した。
「小屋を店にしていい」と父に事前に了承を得ていたのに、いざ使う段になったら、父が壊せと言ってきたのですが。
いつもだったら、カッチーン!と来て、親子喧嘩になる所。
でもでも、落ち着け私。
「遠きところを近く見、近きところを遠く見る事、これ兵法の専なり」
宮本武蔵の言葉がよぎります。
私達の目的は何なのか。
そう、開かれた田んぼを作って、みんなに来て貰う事です。
何かを成すには、細かい事は気にしてられません。
という事で、夫と目配せでうなずき、速攻で破壊しました。
もちろん自分達で😭
小屋の中にあった、親の大量の荷物も処分。
全て親のゴミなので「なぜ私達が・・」という思いが込み上げてきましたが、ここはグッと我慢。
小屋の下にある基礎のような「くつ石」も掘り返して、完全に撤去完了。
ちゃんと分別して、鉄は鉄屋さんに、木材は知人に、無駄なく解体しました。グッジョブだと思いませんか?
さて、小屋どうする?
壊したはいいけれど、「店」どうするの??という事で、ここ1週間ほど色々考えていました。
結論から言うと、この中古のプレハブに決めました。
・・・失礼ですが、ちょっとデザイン的にはアレですよね・・・
昔の私達だったら、絶対に選ばなかったと思います。
きっと自分達でDIYしていたと思います。
私達はカフェを5年くらいやっていたのですが、元お米屋さんを1年半かけてリノベしたあげく、2店舗目も元建具屋さんを自力でリノベした経験があります。
自画自賛ではないですが、結構可愛くないですか?
なので、お店をDIYで可愛くすることは、結構デキる方だと思うんです。
家具も、何もかも、結構こだわりました。
けれど、ここで学んだ事があります。
こだわり抜いて店を作っても、収益が爆上がりする訳ではない!と。
見てください、これ当時の私です。妊娠してました。
格好よくすれば、お客様に喜んでもらえると信じて、必死にリノベしてました。
よく考えれば分かる事です。
お客様が望んでいるのは、「格好いい店」という形だけじゃないんですよね。
立地、独自のアイデア、お客様のニーズを満たす商品やサービス。
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私達は、これを身をもって体験したため、今回の店づくりでは「全力でカッコつける事」を辞めようと思っています。
その時間があったら、お客様に喜んで貰える商品やサービスを考える方が良いと思うのです。
(賛否両論あるかとは思いますが、ご了承ください)
だいたい、そもそも私達は格好よく無いんですから、無い袖は振れません。
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と、言うわけで、このプレハブを選びました。
何が目的かをいつも思い出し、決断を素早く行おうと思っています。
あ、もちろん、出来る限りこのプレハブを格好よくする予定ではあります😊
はー、一難去って、また一難。
本当にキッチンカーとお店をつくれるのか、怪しさ満点ですね😭
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さて、今回のお話しはここまでです。
実は、キッチンカー用の車、、
あの怪しい車屋さんから連絡が来ないんです。。
次回は、そんなお話しになりそうです。
お楽しみに~!!
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