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愛しい人生の伴侶へのラブレター

また気づいたら更新間隔が空いてしまっていました。
今日はいつもより長文を書きたい気持ちなので、気の向くままに指を躍らせようと思います。

私は文章を書くのが好きです。愛しているといっても過言ではないくらいに。誰にでも必ず人生の伴侶がいるのであれば、それは私の場合、文字になるのではないでしょうか。
私がいつから文字を愛しているのかは覚えていませんが、物心つく前から私の周りにはたくさんの文字があふれていました。習ってもいないひらがなを朗読してもらった絵本で覚え、簡単な漢字まで読めるようになったのは小学生になる前のことだと記憶しています。小学生に上がってからはいっそう本の虫になってしまい、学校の先生に「外で遊びなさい」と怒られたこともありました。文字が作り出す世界はいつだって現実より面白かったので、叱責なんて気にせずにいましたが。

文字は、現実で味わえないような体験をプレゼントしてくれます。
時に感情を大きく揺り動かし、人生に大きな影響を及ぼすこともある。同じ意味を持つ言葉が、まったく異なる文字で構成される。まったく異なる意味の言葉が、同じ文字で構成される。
なんて美しい。思わず恍惚としたため息がこぼれ、夢中になってしまうそんな魅力が文字にはある。識字率が高く文字の種類が豊富で、多くの文章表現があふれた日本に生まれてよかったと心の底から感謝するほど、文字が大好きです。
もちろん私が好きなのは文字なので、本だけでなく歌詞や和歌、詩を読むのも好きです。文字は扱う者によってさまざまな表情を見せてくれます。「ペンは剣よりも強し」という言葉がありますがまさにそのとおりで、ペンが綴る文字が剣よりも鋭く、人を殺める凶器になることもあるのです。

インターネットの普及によって顔も知らない相手との交流が気軽になり、指先一つで自分の気持ちをシェアできるこの時代。
書き手の行動一つで文字は、言葉は、人を生かしも殺しもします。
私は、文字に生きる気力を、希望を与えられて今この瞬間まで生きています。もちろん、友人の手助けや自分の胆力もここまで生きるために必要でしたが、文字なくして私の人生はなかったでしょう。
だからこそ、私はいまライターのはしくれとして仕事をこなし、生活しています。ゆくゆくは私の綴った言葉が誰かの心を救い、生きる糧となれたらいいなと思いつつ、技量不足でなかなかうまくいきません。
文字に愛想を尽かされないためにも、私の目標を叶えるためにも、精進しないといけませんね!

さて、あまり言葉を重ねすぎるとかえって私の文字への愛が伝わりにくくなってしまうような気がするので、この辺で締めくくらせていただこうと思います。
普段タイトルを決めるのに本文を書く以上に悩んでしまうのですが、今日はすぐに決まりました。この愛情が一方的なものにならないよう、文字にも未来永劫愛してもらえるように、言葉だけでなく行動でも示していこうと思います。

それでは!

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