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リンパ浮腫ってこんな感じです!!⑯

【前編】

*入院中に2回手術を受けたので【前編】と【後編】に分けて書きます。


昨年に続き2度目の手術を受けるため広島へ行ってきました!今回は全身麻酔なので、少し早めに入院しました。

個室を希望していたけれど、コロナの影響もあり満床で空く見込みもないとのことで残念ながらずっと2人部屋。
2人部屋は仕方ないとして、こちらの病院はシャワーが週に2回しか入れないのがツライ!!基本はそういう決まりでも、空いてる時は使わせてくれてもいいのにな〜。ぐすん。

12時間以上前にICGの注射を打って様子を見るとのことで、前日夕方、日曜日にもかかわらず先生が来て下さいました。M先生ありがとうございます!m(__)m

0時から絶食、当日朝7時から絶飲食。でも、夜ご飯までは食べられて良かったです。
全身麻酔の場合、手術終わって先生の許可がでるまで何も食べられないので次に食事が取れるのはいつになるかわからないのです。でも、夜食べておけばひもじい思いをしなくて済みそう。

先に手術着に着替えて、7時過ぎから点滴開始。

マウスピースを握りしめて9時少し前に手術室へ。自分ではリラックスしようと努めていても、ここに来ると一気に緊張感が高まリます。ハイ、深呼吸、深呼吸。

もちろん、良くなるために手術をして頂くので、希望をもって臨んでいます。とは言え、術後の痛みや傷が増えることを考えるとやはり不安な気持ちは拭いきれません。
手術台の下には温かいシートが引いてあって背中や腰のあたりがほんわか。幸せ♡
でも全身麻酔だと、手術中の様子もわからないし先生方とお話もできなくて寂しいな。


はい、あなたはだんだん眠くな〜る。薬が体内に入ってきてぼーっとし始めて寝落ち。このとき麻酔科の先生方のみで主治医の先生や手術してくださる先生方はいらっしゃらなかったので、手術前にご挨拶できませんでした。

そして、終わって目が覚めるとやっぱり手術してくださった先生方はいらっしゃいません(笑)。前後会わず仕舞いです。

病室に戻ってきて時計を見たら午後2時。取り急ぎ、両親と妹に報告のラインを。目は覚めているものの、まだ意識が朦朧としているようでなかなか打てずに誤字脱字ばかり。麻酔の威力よ!!その後何度も打ち直しました。

ほどなくして、先生方が病室まで来てくださいました。全身麻酔の影響で、しばらく身体がしんどい状態が続きました。全身麻酔5回目にして初めての感覚&経験。当日夜から食事もオッケーだったのに、運ばれてきたきた時はそれどころではなく内容を見る気力もありませんでした。後で正気に戻った頃、看護師さんに「プリン食べました?」と聞かれて「え!?プリン?知らなかった…食べたかった。」と内容確認しなかったことを後悔。でも、アフターフェスティバル。

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(上の写真は、後日出た敬老の日のスペシャルメニュー、お赤飯ランチ)

全身麻酔の余韻に漂う間、おかしな夢をたくさん見ました。
高円寺(と言う設定)の街をふらついたり、高いところから降りたいのに降りる術がなくて困っていたり、温かくも冷たくもない白い泡の中をかきわけながら歩いたり。
小学校の時、ちょっと意地悪だった子の顔と名前もいきなり出てきてびっくり。全く忘れていたのに。全身麻酔は、一体どんな記憶の扉を開くのでしょう?そういう研究ってあるのかしら?

痛みがあるので寝ている間も時々目が覚めます。やはり体が苦しいとおかしな夢ばかり見るみたい。身体と心の関係って面白いですね。

翌日、尿管が取れたので自力であるけるようになりました。点滴も一通り終了。

2日目、お腹に刺さっていたストローみたいな管2本が取れました。右脚にはまだ刺さったままです。

4日目、右脚のストロー2本を抜いて頂きました!やっとシャワーに入れます。術後洗髪は毎日していましたが、身体はタオルで拭くだけだったので、シャワーを夢見た日々。嬉しいな。

8日目、残っている部分の抜糸の予定が、先生がお忙しくて翌日に延期。
翌日、脚の甲と足首周りの浮腫が少し悪化しているのでその旨訴えたところ先生から追加手術のご提案が!
右脚の外側は時間がなくてできなかったと聞いていたので私としては嬉しい展開。
だって、退院してしまったら次に手術して頂けるのは早くても来年の春くらいになってしまうはず。だったら入院が長引いても今回いる間にして頂いたほうが早期回復が見込めるのでは、と思ったのです。
(後編に続きます。)

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