本の感想「マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識」
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はじめに
仕事場にて、元々下の子を見る傾向はありましたが、今年は明確に部下を持ったと言える状態になり、3人かなりタイプが違うので普段色々文句垂れてる分、自分はうまくやりたいなと思って手に取りました。
マネージャーの教科書って評価だったので、一番最初に手に取るべきだと判断。
総評
個人的には非常に良かったです。
今の自分がちょうど読むべき本でした。
今まで自分が様々な上司を見てきて「こうしたほうがいいよな~」と思ってたこと、「これだめだよな~」で止まっていたことがきっちり言語化されてます。
自分の今の取り組み方が正しいんだよって後押しされましたね。
もちろん足りないこともあるんですけど……
ふわふわしていたものにきちんとした実態が与えられたと感じました。
部下をもって最初に読むって書かれてますが、関係ないでしょってレベルのまで切り込んだりするし、自分の仕事に落とし込めない部分もありました。
そこはある程度割り切って読む必要があります。
それを差し引いても、全サラリーマンが読むべき教科書です。
お勧め!
あらすじ
ビジネス書なのであらすじもへったくれもありません。
帯通り、部下を持ったら読むべき本です。
ただ!
個人的にはその前に読んでもいいと思います。
社会人としての心構えとか、戦い方も書かれているので。
あとは逆に部下の立場から上司を考えるのにも使えます。
部下を持ったらということは、中間管理職に対しての言葉です。
つまり、この先にもさらに上司がいるわけですから、部下としての立ち回りにも言及されてます。
よかったところ
論理的に現実的
全く着飾ってません。
現実を見据えてあり得るシチュエーションで書かれているし、現実的に上司になることに向き合わされます。
夢も希望もないわけではないですよ。
でも、下手に背伸びしすぎないように戒めてる感じ。
部下をもち出世してるけど、気をつけないとダメだぞ!って言われてる。
それを下手に説教臭く感じさせない。
そして実績的でもある。
それらが合わさって、す~っと入ってくる感じがありました。
部下でも読める
部下がいなくても読んでためになる部分が多いです。
サラリーマンとして働いていくには?って心構えの部分が強く表されてます。
結局部下を持ちたて=中間管理職でありまだ上に人がいる状態なので、そこに対してのアプローチは参考になる。
後、部下として上司の動きの意味をより感じ取れる部分があると思います。
本文中の話す力の上達方法はかなり同意できましたね。
イマイチだったところ
幅が広すぎる
部下をもったらの次元じゃない話があります。
人事系、面接系の話なんて、部下もちたてでは絶対ないと思いますね。
もちろん将来的にはあるかもしれませんが・・・・・・
関係ない部分もつまらないとは言いませんが、やっぱり上滑りして読んでる感じはあります。
つまんないなって感じる人ももちろんいると思いますし。
自分もちょっとだれてましたね。
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